知事発表事項

なし

幹事社質問事項

  1. 国が公表した日本海側の津波想定について
  2. 9月議会について

その他

  1. 大潟村創立50周年について
  • 時間 13:00~13:25
  • 場所 プレゼン室

(幹事社)
 よろしくお願いします。
 まず、知事の方から何かお話があれば、いただきたいと思います。

(知事)
 私からは二つほど、これは中身の話じゃないですけれど、まず、大相撲の豪風関でございます。今回、秋場所の番付が発表になりまして、関脇昇進になりました。戦後最高年齢の35歳2カ月ということで、大変頑張っていらっしゃると思います。
 8月の大相撲秋田場所では、県のイメージアップ貢献者の表彰をさせていただきましたので、今回の関脇昇進、大変喜んでおります。改めて関取、おめでとうございますと言いたいと思います。これからまだまだ活躍をしていただけるものと思っておりますので、健康、あるいはけがに注意されまして、大いに土俵を沸かせていただきたいと思っております。

 もう一つは、後ほどJRの秋田支社との共同記者会見ということで、10月から3ヵ月間、昨年はデスティネーションキャンペーンでしたけれども、今回、秋田県大型観光キャンペーンということで、アフターDCが始まりますので、これについては後ほどJRの方と共同の記者会見をすることになっておりますので、よろしくお願いいたします。
 私の方からは以上でございます。

(幹事社)
 ありがとうございました。
 幹事社の方から質問として幾つかあります。
 まず、先週、国の方から公表された日本海側の津波高の想定について、知事のご意見をお伺いしたいと思います。

(知事)
 いずれこの種の地震と、それに関する周辺の様々な現象につきましては、地震予知が、今の科学でも相当難しいと言われているとおり、かなり学問的領域のものでございます。科学的に実態を体系立てて確立された学問ではないわけでございまして、いわゆる地震による津波想定も、様々な学者の方のそれぞれのご自分の様々なご意見、あるいは学説に基づく集合としての結果が出るわけでございまして、今回の国のその津波想定等々についても、国の方のその学者の方の集団の中でのそういう討議の結果なったものと思います。
 ですから、学者の組み合わせが違えば無数の想定が出てきますので、何が正しいとか、何が間違っているというものの趣旨ではないということです。
 もうちょっとこれを秋田県の場合に当てはめますと、私ども当時、想定外ということを想定しないというんですか、考えられ得る、これもあくまでも考えられ得るなんですね。どこまでいくか、これ未知でございますので。
 ただ、一応今までの経験則から考えられ得る想定ということで、日本海域の三つの断層の三連動というもの、これを最大の地震ということで想定した結果、かなりその津波高が高いという状況の結果が出たわけであります。
 あのときもお話しましたとおり、三連動というのは限りなくゼロに近いんだけれども、科学の領域では100%だとかゼロということはないものですから、限りなくということで、何万年に一度かどうかは別にいたしまして、確率というのは、よく100年に一度、100年後だと思うんですけれど、最初に起きてしまうと後は100年起きませんので。
 飛行機に何万何千回乗ると一回事故起きる。1回目で事故起きる、それにあたる人もいますし、3万3千回目であたる人もいますので、そういう趣旨でございます。
 そういうことで、国では断層モデル、もうちょっと小さなものを捉えておりますので、当然津波高がもうちょっと小さくなる。ただ、問題は第一波の時間がやや国の方が短いところがあります。ですから、小さい断層があれば、場合によってはそういう場合もありますが、国ではモデルのやり方が簡略でございますので、これがピタピタとこのとおりになるかどうか、県のものも、これはあくまでも想定でございますので。

 また、よく誤解を受けるのは、何分というのは、一番高いやつが何分で訪れるというのではなくて、最初の兆候が何分なんですね。ですから、十何メートルのものがいきなり何分で来るのではなくて、それはその後になりますので、そういうことでいろいろな地形だとか、あるいは県と国はメッシュの取り方、50メートルと10メートル、違いますので。
 例えば人が住んでいるということでそんなに大きくなくても、そのそばの岩礁地帯でこう狭まった湾があります。そこは、そこだけがグッと上がる場合もあります。それ10メートルメッシュでいきますと、そういうところもカウントされますから、やっぱりそこら辺は大分違います。
 ただやはり、これはわかりにくいということは確かにあります。そういうことで、いずれ国の方では、これ法律で津波浸水域、これを最終的に決めるという作業が浸水想定を作ることになっていますので、これから国のデータですね、様々なデータを取り、いずれこれが自治体にデータが渡されると思いますので、それと私どもの想定を重ね合わせながら、抜けがあるところ、あるいは補足する部分、そういうものは、これから更に専門家の方々の検討をいただきまして、そういうものも一定の時期にはその結果報告を出して、それに対して各市町村で最終的な津波浸水域を決めていただきたいと。

 ただ、多分、津波、県の方が大分大きいわけでございますので、大半のところは県の津波想定の中に入ると思いますけれども、抜けるところももしかしたらあるかもしれませんので、それは学者の皆さんのこれからのいろんな計算、あるいは分析によりますので、その作業は国から渡された後に、これはやることになると思います。
 いずれとにかく、何メートル何メートルというのは、また、地震の大きさによっても違いますし、そのときの風向き、あるいは満潮、干潮の関係、いろんな状況で違いますので、とにかく海岸部にあって地震を感じたら、とにかく早く、できるだけその高い所に逃げる。うちの方は9.8メートルだから9.8メートルまで逃げると安全かどうか、それわからないです。たまたま風が、ものすごく強かったりして、そうすると9.8メートルが、フォローの風なると1メートルぐらい上がりますので、浸水はなくても、9.8メートルに立ったらドンとやられる、こういうこともあるんですね。
 ですから、限りなく可能な限り高いところに逃げていただく、まずはそういうことだと思います。その後、ここら辺の作業をどうするかは、これから国のデータがいつ頃渡されるのかということで、また県でもそういういろんな先生方と相談しながら、できるだけ県民の皆さんにわかりやすいように、これからそういうものを作りながら説明をしていきたいと思いますし、市町村の方でもそういうものをまた参考にしながら、できるだけ、これ1回作ったら、それが絶対だというものじゃないものですから、そういうことで補正していただくことになるのかなというふうに思っています。はい。

(幹事社)
 ありがとうございます。
 それからもう一つ、今週から始まる9月議会について、提出される補正予算案や予定されている議題などで、何か目玉となる政策などあればお伺いしたいと思います。

(知事)
 9月議会におきましては、今回22億6千万円、主に県単の公共事業、特に減災・防災関係ですね。それから、第2期元気創造プランに基づく事業が中心です。
 まず、防災・減災対策でございますが、最近の集中豪雨等にあわせまして、これは当初予算でも十分組んでいますけれども、その後にいろいろな各地の状況を見まして、道路の弱い箇所の維持補修、もう一つは、中小河川に雨が降りますと上流の土砂が溜まります。
 上流の土砂が溜まったところは、やはり流れが悪くなりますので、それが洪水に結びつくということで、そういう箇所はドンドン変わるんですね。一回上流で雨が降ると、下流が大したことがなくても土砂でという、そういう箇所の掘削が、深く掘ることによって流れがスムーズにいく。あるいは、弱っている、今年もこの雨で大分弱っている堤防等もありますので、そういうものの修復ということで、これが約7億5千万ほど組んでおります。
 もう一つは、金額的に大きいものじゃないですけれども、中村和雄、かつてのハピネッツのヘッドコーチ、大変いろんな指導力にすぐれた方ですので、県民の皆さんも、何とか他県の指導者になるのは悔しいという、そういう声もありまして、バスケットボール関係は、いわゆるバスケットの専門家ですので中身まで入ることができますけれども、その他は中身まで入らなくても、いろんな面で選手の能力の出し方、あるいは大きな本番に当たった時の、指導者の選手へのいろんな指導の仕方、そういうもの等々、やはり場数をたくさん踏んだ方ですので、そういう点で様々な分野のスポーツについて、指導者に対するアドバイス、あるいは実際の練習風景なんか見て様々なアドバイスをしていただくということで、ゼネラルアドバイザーということで、まずは当面、体協の方と協調関係でお願いをすることにしております。これが350万円ほどあります。

 それから、そんな目新しくはないんですけれども、いろんな面でこれから使えるなと思うのが、あのスカイドームでございます。大館は最初から人工芝であります。大館は老朽化して、21年の秋に、ちょうど私が知事になってすぐですけれども張り替えています。
 こちらが実は、下が土なんです。それで、多方面から、例えば中でいろんなことをやる場合に汚れますので、土で汚れたから悪いっていうんじゃないけれども、子供方が座ってものをやるということができないし、例えばサッカーなんかの練習は。あと、あるいはラグビー、こういうものはちょっと土の上ではしにくいわけです。
 それから、各種のイベント、もしこれが人工芝になれば、県内の販売店さん、全部こぞってそういうモーターショーだとか、そういうものを企画してもいいという話もございますけれども、いずれいろんなイベントに使えます。
 ただ、一部ソフトボールなどは、やはりベースのところは、土でなければならないわけですので、これ非常に悩みましたけれども、若干お金はかかりますけれども、ちゃんとベースのところが土にもなる、いわゆる芝をこう埋めることもできる、そういう最新の設備もできたようでございまして、いずれそういうものにも使えるということで、万能型の人工芝ということで、これが1,200万円近くの設計ですけども、これが設計出来次第、実施ということで、これは将来、実際は、5億ちょっとくらい、もうちょっとかかると思いますけれども、いずれこれをやることによって、スポーツの、冬季の、いわゆるブラウブリッツの冬場、全く練習ができないんですね。ですから、こういうもの、あるいはラグビーも練習できると。
 あとは冬のイベントもかなりできるということで、こういうことで、予算関係はあまりそう特別新規、あるいは大きなものはありません。条例関係もほとんどないんですけれども、重要なものは。ただ、いずれ人口減少対策、あるいは今回の津波想定の違い、こういうことが議論になるのかなというふうに思っています。

(幹事社)
 ありがとうございます。
 幹事社からは以上です。
 そのほか質問があればお伺いしたいと思います。

(記者)
 9月の定例会見の予定されているものが今日のみということでちょっとお尋ねしたいんですけれど、10月1日に秋田県の大潟村が創立50周年を迎えるということで、全国から集った方々が農業はもちろんのこと、村づくりも頑張ってこられて、村では記念行事も進められてきて、今、人口が減らない村としても注目を集めていますけれども、知事はこの半世紀の大潟村をどういうふうに思っていらっしゃいますでしょうか。

(知事)
 私がちょうど県庁に入った頃が大潟村の入植最盛期、その後、日本の減反政策、様々な食管法の改正等々、ある意味では戦後の米作農業、これの移り変わり、いろんな面で、それとの大きな関わりの中で大潟村が現在に至ったものと思います。
 入植された皆さんは、県外からかなりの倍率、あるいは県内の場合はダムの用地の代替ということで入っていますけれども、皆さんそれぞれ当時は試験があったんです。ですから、日本全国からいわゆるプロ農家の方々が集結した日本で初めての、大規模な土地がある農家の集まりという、そういう中で幾つか今考えてみますと、やはりこれ面白いですね。
 ちょっと別の観点ですけども、一定の条件でも、やはり全く同じ条件でも、やり方次第で非常に上手くいって、今さらに規模拡大、あるいはいろんな6次産業化、あるいは農業法人で様々な新しい試みをなされている方もいらっしゃいます。
 一方、やはり同じ面積、同じ条件でスタートしましたけれども、なかなか上手くいかないというか、いろんな要素があって村を去らざるを得なかった人も幾らかいるわけです。ですから、人間は同じ条件でも、やっぱりやり方が違うと結果は違うのかなという、ちょっと別の面で。
 それと、ちょうど私が工業振興課長になる頃、今から二十何年前、それこそ日本で初めて食管制度の取り締まり、なんとパトカーがいてヤミ米を取り締まるという大変大きな騒ぎになりました。

 ただ、その後、そういうことを経ながらも、食管法の改正で一定の自由化になったわけであります。そういうところの、我が国の農業の大規模化、あるいは米政策の様々な移り変わりに大潟村というのは、いろんな面で、大潟村というのが一つのそういう移り変わりの歴史の中でクローズアップされてきたと。
 あるいは大潟村の動きが、国の政策を動かしたという面は多々あると思います。そういう中で現在に至っております。
 いずれいろんなことを言う人がいますよね。今、米がこれだけ余るときに、あんなことをやったって意味ないという、ただ、それは結果論であって、あの当時は、あれが始まった頃はまだ中学生かな。あの頃はまだ米が足りなくて、私が大学に入ったときも、昭和41年です、大学(に入学したのは)。その当時、仙台に下宿しました。昭和41年、下宿しました。
 米の通帳、米穀通帳。配給制ですので、米が足りないんですから。勝手に買われません。その配給の米穀通帳を、私の分だけ別に作って、それを下宿のおばさんに出さないと仙台市の下宿屋さんで私の分の米は買えなかった。そういうのがまだ昭和41年にそうだったんです。
 ですから、やはりその頃は日本の主食が足りないということで、ああいう事業というのは、それぞれ皆さんがそれを是認したわけです。ですから後でああだこうだというのは、やっぱり歴史の中の一つの事実でありますので、あんまりそういうことは当らないと思います。

 ただ、逆に、今になって今度は、これだけ大規模化が叫ばれるということで、正に時代の先鞭をいくのが、ある意味では日本における最もモデル的な農業のあり方ということが、今度は大潟村ということになるわけでございまして、大潟村が非常に悪者にされたときもあります。ヤミ米で。
 ただ、そういう歴史の中で日本の農業の、その移り変わり、その中で非常に果たした役割は大きいのかなと。ですから、我々も秋田のほかのところの農業基盤とは違いますけれども、根本的に。私どもはやっぱり大潟村というのは秋田の中にあって米どころで、大事な村という、そういう位置付けでこれからも大潟村が全国の農業を引っ張っていってもらうという、そしてまた、大潟村の状況と、秋田の他の市町村の農業が共存共栄の形で、これが発展維持されていくということが望ましいんじゃないかと思います。
 いずれ、大潟村のいろんな祝賀のあれ(行事)もありますけれども、私も出席しようとしています。

(幹事社)
 そのほか質問のある社は。

(記者)
 よろしくお願いします。
 先ほど国と県の津波の件で、国と県との、いずれ何らかの形で突き合わせて浸水想定をというようなこと、おっしゃっていましたけれども、いつまでにそういう作業を終わらせるようにこう指示しているとか、具体的な日取りのめどがおありなのでしょうか。

(知事)
 国からそのデータの引き渡しは全くまだありませんので、ちょっとまだそこまではですね。ただ、いずれ先生方とも相談しなければなりませんので、引き渡し時期がある程度想定できるようになれば、先生方とも事前にお話しながら、そういう態勢を、前回のその構成と同じにするのか、やや縮小するのか、あるいはその分野の先生方だけにするのか、いろんな形で、いずれ県内外の先生方に、これを検証してもらう。
 そして、これまでのものと突き合わせて、またいろんなデータを示してもらう、これはできるだけ早くしたいと思います。

(幹事社)
 では、ほかに質問があれば、そろそろ時間のようなので、次が最後の質問になるかもしれません。

(知事)
 せば、次の、はい。

(幹事社)
 ありがとうございました。

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