平成26年4月21日知事記者会見

2014年04月22日 | コンテンツ番号 8243

知事発表事項

  1. あきた結婚支援センターの成婚者数について

幹事社質問事項

  1. 豚流行性下痢(PED)の発生等について
  2. 酒井 秋田内陸線縦貫鉄道社長の退任について

その他

  1. 能代市長選挙について
  2. 生活保護の開始申請にかかる要否判定について
  3. 集団的自衛権行使容認の動きにかかる県部長の発言について
  4. 第四十八代横綱大鵬の銅像について
  • 時間 14:00~14:27
  • 場所 プレゼン室

(幹事社)
 よろしくお願いいたします。
 知事から発表事項があるということで、お願いします。

(知事)
 私からは、今日もちょっと県政協議会の自民党(会派)で人口問題が出ておりましたけれども、今やっております「あきた結婚支援センター」の取り組みで、今般、400人目の(カップルが)成婚になったという話であります。あきた結婚支援センターが個別のマッチングを始めたのは23年4月からであります。今般400人を達成いたしました。男性は横手市の30代の自営業の方、女性は大仙市の20代の団体職員の方です。大変喜ばしいことでございまして、心からお祝いを申し上げたいと存じます。
 センターの事業、概ね順調に推移しており、登録者数がこの3月末で2,043人でございます。着実に増えております。
 また現在、交際を継続しているカップルの方もたくさんいらっしゃると聞いておりまして、今後この方々がハッピーになっていただくことを期待いたしております。
 26年度も引き続き結婚を希望される方々には、結婚支援センターが行うマッチングやイベントなどにご参加いただきまして、結婚される方が増えれば大変嬉しく思っております。
 ということで、この後、500人がいつなのかということで、やっぱり区切りもございますので、我々最初この結婚支援センター、果たして官製婚活がどのぐらいの効果を上げるのか、効果が上がっているのか上がってないのか別にいたしまして、我々としては、まずは今のところ数字的には一定の前進は見られているのかなという認識でございます。
 こればかりではありませんけれども、こういうことも一つの試みとしてやっておりますので、この後もよろしくご理解いただきたいと思います。
 私からは以上です。

(幹事社)
 ありがとうございます。
 知事の発表内容で質問はありますか。なければ、幹事社質問に移ります。
 幹事社質問は2件お尋ねいたします。
 まず土曜日確定しました豚流行性下痢(PED)についてですけれども、蔓延防止の措置を徹底されるということで県政協議会などでもご説明されましたし、あと、知事は人には感染しないので安心して豚肉を食べて欲しいというようなご説明をされておりました。そこで、防疫対策の徹底ということで、安心・安全で言えば安全が担保された形になっていますが、ただ今後、風評被害が起こらないとも限らないという可能性もありますので、そういった風評被害の対策など、その消費者の安心への対応などでお考えがあればお答えいただけますか。

(知事)
 まずこの豚のPEDでありますけれども、これ、全国的に蔓延してございまして、もう一つはアメリカの方がむしろ大量発生ということで、国際的にも豚の価格の高騰等危惧されておりますが、実はその風評被害というのは、どこどこ産の豚というよりも、豚全体に対してのそういう風評被害というんですか、ですからこれは秋田県の豚というんじゃなくて、要するに出荷している豚は大丈夫だという広報、こういうものは県もですけれども、全体的にむしろそういうことを政府も含めてやっていかなきゃならないのかなと思っています。
 いずれご心配なさる向きは当然でありますので、できるだけ県としても正確な情報を消費者にこれからも発していかなきゃならないと思っています。
 あと、いかに動きを止めるかということは、とにかく関係者が、動き回らないという、関係者以外はその地域だけ、それから、会議を開くだけでもこれ駄目ですから。ですから関係者が集まるということが一番悪いわけでありまして、ただ餌は食わせなきゃ死んじゃいますので、餌のメーカーさんにも我々としては今そのぐるぐるあっちこっちを回って餌をこう置いて歩くと、それが一つの媒体になる場合もございますので、ダイレクトにあっちこっち回らないで、一回行ったら消毒してまた一回行く、そういうことだとか。いずれ餌のメーカー、あるいは商社とも連携を取りまして、一番出入りしなきゃならないのが餌なんです。ですから、そこのところを十分確かめるようにということでやっております。
 また、中には全国的に展開している養豚業者の中では、例えば県職員ですら余り来て欲しくないという、県の消毒薬でなくて、自分たちは自前で調達しているので、出来れば寄って欲しくないということも、これは当然であります。
 ですから、すべてとにかく最小限の出入りに、いわゆる交流といいますか、そういう接触にとどめるということしか今のところないわけであり、これは全国的に感染していて、何がその感染源だという特定が難しいのかなということで、まずはこれ以上、他の養豚場に広がるのをとにかく防ぐ、それに全力を挙げているという状況でございます。

(幹事社)
 これに関連して何か質問はありますか。

(記者)
 先週、消毒薬とかそういったものを配布したところだと思うんですが、消毒薬を買う際に、農家に例えば補助金を補助するといったこと、他県でもあるようなんですが、秋田県ではお考えはありますでしょうか。

(知事)
 これが長期化して、大体養豚業者、かなり全国的な大企業もございますけれども、中小(規模)のところで、非常に経営にいろんな障害が出てくるということがこの後そういう状況にまでなるようであれば、これからいろんなことを考えていかなきゃならないと思います。

(記者)
 ありがとうございます。

(幹事社)
 ほかありますか。
 では、次の質問に移ります。
 先週の17日に秋田内陸縦貫鉄道の酒井社長が取締役会で辞任を表明されました。酒井社長の今回の辞意表明についてのお考えと、あと、後任の社長についてのお考え、ございましたらお聞かせいただきたいと思います。

(知事)
 まず、酒井社長は23年の12月に、公募に応じて就任して、昨年の6月で1期目ということで、その次の任期でございましたけれども、途中でお辞めになるというお話であります。
 まずはこれまで、いろんな数値目標も含めて、任期中は大変一生懸命やっていただいて一応の目標も達成したという状況でございますので、感謝をいたしております。
 また、お辞めになるということで、この後の体制でございますが、現在、6月に定時株主総会がございますので、それまで地元の北秋田市、仙北市などとも相談しながら、今、次の人選をどのように進めるべきかということで相談といいますかやっている最中であります。まだ詳細については決まってございません。

(幹事社)
 ありがとうございました。
 幹事社からは以上です。
 では、各社さん、どうぞ。

(記者)
 内陸縦貫鉄道の関連でお伺いします。酒井社長ご自身は昨年の5月の時点で県幹部から任期は1年にして欲しいと言われたというふうにおっしゃっています。一方で、こちらの方の取材で県に取材したところ、もう1年頑張って欲しいというふうな声かけはしたというふうに県の方で言っています。会社の定款上、任期っていうのは2年ですので、両者のやり取りを聞いているだけですと、県の意向も働いて任期途中、早期退任したのかなとも受け取れますけれども、その辺について知事としてのお考えをお聞かせいただけないでしょうか。

(知事)
 まず県は、筆頭株主ですので、状況についてはときどき私も報告を受けまして、内容については、大きな問題以外は私自身は入っていませんので、そこら辺のやり取りがどうなのかはわかりませんけれども、ただ、今まで、最初の公募の条件は、前の方の残りの任期ですけど1年7カ月が最初の条件であります。その後、再任されておりますけれども、いずれそのお辞めになるという意向でございますが、これはそういうお話があって、どうするのかということで関係者から伺ったときには、私はお辞めになるというご意思であれば、それはお受けしましょうという、ただそこだけの話です。ただ、いろんな話がどうあったかどうかということは、そこら辺は言葉のいろんなやり取りの中でございますので私も定かではありませんけれども、ただ、基本的にこれはお受けしましょうと。ただ、今まで大変頑張ってもらったので、それについては感謝していますということでございます。

(記者)
 知事に報告があった時点では、酒井さんが辞めたいと言っているという報告が知事のところには上がってきたということですか。

(知事)
 この前の役員会のほんの瞬間的に前ですけれども、そういうお話のようであるということは私伺っていまして、これはそうであれば、人っていうのはいろんな性格がありますが、私は人事については意外と淡白ですから、そういうことであれば感謝しながらご意向に沿うようにということにしました。

(記者)
 よろしくお願いします。
 昨日行われた能代市長選のことですけれども、現職の齊藤氏が三選を果たしました。今後の能代市政に期待することなどがあれば教えていただきたいのと、あと、市議選の方でも30代の新人の方がトップ当選をされたり、あと、県内では最年少となられる26歳の市議の方も誕生するなど、近年こう余り見られないような動きもありました。こちらも知事、どのように受け止めていらっしゃるか教えていただければと思います。

(知事)
 まずは齊藤市長、非常に手堅くやっておられまして三期目ということで、まずはお祝いを申し上げたいと存じます。
 いずれ能代市は木材の都ということでありますが、最近では石炭火力も含めて、風力など、エネルギーの拠点でもございまして、我々も能代市及び能代市周辺のこれからのエネルギー政策というのは大変注視しておりまして、県も力を入れておりますので、是非とも市も一体となってこれからやっていきたいと思いますので、齊藤市長さんの手腕に期待をいたしたいと思います。
特にこれから火力の入札がどうなるかというのは別にいたしまして、例えば東北電力があそこでやるとなると、様々な形で、県としても当然できるだけ地元にその波及効果を及ぼすように下請け、あるいは受発注、こういうことについて県も一生懸命やりますけれども、市としても、とにかく主体的に取り組んでいただきたいと思っております。
 もう一つ、今回は対抗馬も非常に若い方でありますが、議員の方々も非常に若い方が出てきております。例えば私の生まれ故郷の仙北市でもトップは30代、また、20代の人も当選しています。今回も大変若い方が上位当選、あるいは中に20代の方。しばらく何となく若者の政治離れというものがあったような感じがしますけれども、ここへ来て若い方々もやはりふるさとの状況に危機感というんですか、問題意識を持っていただく方が増えているのかなと。私は非常にいいことではないかと思います。
 実は高齢化でいたしかたないわけであり、私も高齢者ですけれども、昭和の初期あたりは非常に若いんですね。調べてみますと。うちのじいさまときに、確か30ぐらいで町長をやっていまして、そのときの助役が二十何歳だとか。結構そういうところがいっぱいあったんです。ですから、総体的に平均年齢が上がっていますので単純にはいきませんけれども、やはりかつての明治維新もいろんな問題で社会が非常に課題が大きくなって、社会の転換期にはやはり若い方々が一定程度やっぱりいろんな面で、政治にも首を突っ込んでいただかないと、やはり年配者だけの発想だけではどうしようもない面がございますので、私は非常にいいことであろうと思います。ですから、特にそういう意味で上位当選の方も、やっぱりそういう地元の若い世代ばかりじゃなくて、自分の仙北市の場合はよくわかりますけども、何となく若い層に応援しているのが、意外に中高年なんです。私もたまたまこれ個人的なことで、仙北市のトップ当選した若い人を知っていますけれども、どうも非常におじいちゃんおばあちゃん方が、ものすごく熱狂的に応援しているんです。だから若い人に対して若い人が応援しているというんじゃなくて、やはりお年寄りもそうやって入ってきているということは、年齢層に関わらず、やはり若い力を何とかいろんな面で発揮して欲しいという表れかなと思って、私はこういうことが県の全体の活性化の一つのきっかけになることは非常にいいことかなというふうに思っております。

(記者)
 今日、県議会の福祉環境委員会で報告があった件ですが、生活保護の開始申請に関わる要否判定ということで、県内の7つの福祉事務所でその要否を判定する際に収入を二重に計上するミスがあったと。この二重計上の回避策を講じていれば、もう開始となったケースというのが2008年度から約6年間遡ってみたときに、61世帯70件あったと。これは行政のミスによって本来保護すべき人を保護できなかったというふうに言えるんじゃないかと思うんですが、その7つの福祉事務所の中には県の南福祉事務所も入っていますので、知事の考え方と今後の対応について、どういうふうに考えているかということを教えてください。

(知事)
 まずこの問題は、かつてある時点で、そういうことに注意するようにという喚起のいろんな連絡もあったわけでありますが、こういう形で現在もそういう状況が一部にあったということは非常に残念でありまして、これは反省点であります。
 そういうことで、いずれにしても県も一部あったわけでありますので、県のもの、そして、市町村に対するそういう周知の徹底等について、これのみならず非常に細かく、生活保護関係というのは非常に細かくしょっちゅう変わりますので、そういう点も含めてきちっとやっていくように私からも担当には注意をしたところであります。
 いずれ法定受託事務でございまして、非常にそういうところの問題については、それぞれの市町村のこれまでの生活保護に対する一つの大きな考え方が、その市町村によって違う場合がございます。常々私も、基本的にその何ていいますか、まずは杓子定規に捉えないで、まずは生活保護者について拒絶するんじゃなくて、そういう思いの中でそれを検討しながら最終的に判断を出すようにということで、どっちかというと甘くしろとは言わないんですけれども、できるだけ生活保護者の方々の身になって、まずは捉えなさいということはしょっちゅう言っていますけれども、なかなか事務的にそこまで至らなかったということで大変申し訳なく思っております。
 いずれ今後、こういうことのないようにということでチェック、あるいは日常的にやっぱりこの根底の意識の、生活保護に対する、そういうこともさらにきっちりしていかなきゃならないと思っています。

(記者)
 今月8日付の赤旗が報道しているんですが、県の部長が共産党県委員会の書記長と県会議員の訪問を受けた際に、慰安婦問題について河野談話を見直さないと言ったり、検証すると言ったり、訳がわからない。集団的自衛権の見直し問題など最近の政治はおかしいというふうに政権批判をしたということなんですけれども、県の部長が政党幹部に対して政治的見解を表明して、それを機関紙に書かれて、県の部長もこう言ってるぞという形で利用されるというのは不用意なのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

(知事)
 この種の問題ですね、これは一般論として皆さん方もそうです。そういうときに、はっきりとそう言ったかどうかは別にして、頷いたり、ああそうでしょうねと言ったりすることはあるかもしれない。ある意味では、お互いに相手に合わせて若干リップサービスということはあるかもしれませんけれども、いずれ私は、基本的には言論の自由でございますので、この点についてとやかく言うことはしませんけれども、やっぱりいろんな面でその誤解を受けるような、そういう切り口の発言は、ちょっとまずいかなと。ただ、それが私は赤旗に取り上げられたからどうのこうのというそこまでの問題ではないのかなという感じがします。

(記者)
 何かその徹底されるとか、あるいはどなたの発言か調べられたということはあるんでしょうか。

(知事)
 私も自由に発言しますので、部長方には特にそういう圧はかけません。
 発言は自由にした方がいいですよね。私も一かゼロかではないんです。デジタルでないですから、私は一番の例えば保守論者だと思います。保守論者というのは、寛容さが保守論者なんです。ですから私は自民党支持でありますけれども、徹底的に自民党を批判することもございます。また、共産党の場合でも、いいことはきっちりそれは受け入れていく。私はそういうスタンスで臨んでいますので、部長方に、今回のそういう発言、そこら辺は余りああだこうだは言いませんけれども、とやかく細かく詮索するつもりはないです。

(記者)
 知事ご自身は集団的自衛権の行使容認について、どのようにお考えですか。

(知事)
 ルールとしてきっちり決めてやることについては、私は是です。

(幹事社)
 あと何かありますか。

(記者)
 秋田市の彫刻家の方が横綱大鵬の銅像を造って出生地のサハリンにプレゼントをされるという大きな計画を進めてらっしゃって、今その事業費800万円を一生懸命集めていらっしゃるという段階で、明日、原型の銅像のお披露目の会があるんですけれども、佐竹知事もご趣旨に賛同されているというふうに伺ったんですけども、どんなふうに見守ってらっしゃいますでしょうか。

(知事)
 この話は私にもご相談があって、ロシア側と最初その話があったときは、全部あちらでお金を持つと取っちゃったんですけれども、国際的にロシアはそういう話であってもお金は出さないというのがロシアですから、そこら辺でちょっとその方が苦労されてご相談に来ました。やはり大鵬という大横綱、そしてご縁のある話ですので、日本側もロシア側、地元も納得づくであればいいことではないかということで、特に大鵬のやはりご遺族の方、この方々のその思いというのがどうなのか、これを理解しないと、これはやっぱり駄目ですので、まず私からは大鵬のご遺族の方に、このことについて理解をいただくように、それが第一歩だということでお話をして、それからこう今まで進んできたのかなと思っています。ですから民間ベースでそういう募金運動等をやられることについては、非常に大鵬のご遺族の方もご納得してやるのであれば、いいことだなと思います。

(幹事社)
 あと何かありますか。よろしいですか。
 では、会見を終わります。