平成24年11月6日(火)、県と全市町村が双方向で政策等の提案を行い、合意形成に努める「秋田県・市町村協働政策会議」の平成24年度第2回総会が開催されました。

 会議では、市町村から「国民健康保険事業の広域化に向けた取組みの推進」、「『県民1人1スポーツ』運動に向けた協働」について、県から「高齢者等への除雪支援に係る検証」についてそれぞれ提案され、協議を行いました。

(1)市町村提案事項について

 国民健康保険事業の広域化については、既存研究会や国保主管課長会議を検討の場として位置付け、県と市町村で十分に協議を重ねながら支援方針を決定するとともに、国に対しても「持続可能な医療保険制度の構築」に向けて意見を述べていくことなどが、「県民1人1スポーツ」運動に向けた協働については、地域の特性に合わせた支援を実施していくことや、全国規模のスポーツ大会の誘致・開催やトップスポーツの試合誘致、各地域のスポーツコンテンツを活かした誘客等の促進に取り組んでいくこと等を確認しました。

(2)県提案事項について

高齢者等生活弱者に対する除雪支援について一層効果的なものとするため、県と市町村が協働し、「共助」や「公助による支援」のあり方等について検証を進めることを確認しました。
このほか、給与所得者に係る個人住民税の特別徴収の推進、秋田県地方税滞納整理機構の設置期間の延長、全国健康福祉祭(ねんりんピック)の概要について報告等を行いました。