平成11年7月に公布された「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」(化学物質排出把握管理促進法)に基づき導入された「PRTR制度」(化学物質排出移動量届出制度)により、事業者は、人の健康や生態系に影響を及ぼすおそれのある化学物質について、毎年度、環境への排出量や廃棄物に含まれて移動する量を把握し、都道府県を通じて国へ届出することとなっています。
 国において平成24年度の化学物質の排出量・移動量の集計結果が公表されましたので、秋田県の状況についてお知らせします。

1 届出排出量・届出移動量

 事業者から届出があった排出量と移動量の合計は5,969トンであり、全国で22番目に多い排出量・移動量となりました。前年度と比較すると、1,394トンの増加となっており、事業所外への移動量の増加が主な要因となっています。
 届出排出量は2,904トンであり、全国で23番目に多い排出量となっています。前年度と比較すると265トンの減少となっています。
 届出移動量は3,064トンであり、全国で26番目に多い移動量となっています。前年度と比較すると1,659トン増加しています。

  届出事業所数 届出排出量(トン) 届出移動量(トン) 合計(トン)
届出排出量・届出移動量
平成24年度 516 2,904 3,064 5,969
平成23年度 503 3,169 1,405 4,575
増減 13 △265 1,659 1,394

2 届出外排出量(届出要件に該当しない事業所等からの排出量)

国が推計した届出対象外の排出量は、2,688トンとなっており、前年度と比較し、93トン減少しました。(前年度2,781トン)

3 その他

全国の集計結果は、環境省及び経済産業省のホームページに掲載されています。

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