不法投棄の未然防止のためには、(1)普及啓発や(2)行政による監視のほか(3)撤去や(4)不法行為としての取締りなど幅広い取組が必要であり、また、投棄場所の管理者も関係することから関係機関も多岐にわたります。

山本地域振興局では、こうした不法投棄の未然防止に関する取組を関係機関が協力し、効率的・効果的に推進するため、平成23年10月から「能代山本クリーンプロジェクト」協議会を立ち上げ、次のとおり不法投棄対策に取り組んでいます。

目的

不法投棄、不適正保管、ポイ捨ての防止活動や不法投棄廃棄物等の撤去について、地域の実情に応じて効率的かつ効果的に実施することを目的としています。

構成機関

秋田県山本地域振興局各部、秋田県能代港湾事務所、市町村、能代警察署、国土交通省能代河川国道事務所、一般社団法人秋田県産業廃棄物協会県北支部

主な事業内容

関係機関が協力し、主に次の事業を実施しています。

不法投棄に関する情報交換

年に1回会議を開催し、能代山本地域の不法投棄に関する情報交換のほか、協働による未然防止対策の実施について協議しています。

撤去事業の実施

関係機関で協議した上で、年に1回産業廃棄物協会の協力を得て、不法投棄の撤去事業を実施しています。

令和元年度撤去事業の様子