男鹿海洋高校の乗船実習が始まりました

2013年05月10日 | コンテンツ番号 7182

この4月から、男鹿海洋高校の生徒達が、水産振興センターの漁業調査指導船千秋丸に乗り込んで行う実習が始まりました。
これまで男鹿海洋高校には、総トン数488トンの延縄実習船“船川丸”がありましたが、今年の3月で任務を終え、実習船はいずれも小型の19トンの“真山丸”及びこの3月に完成した19トンの“NAMAHAGE”となりました。このため、99トンの千秋丸で体験乗船及び漁業実習を行うことになったもので、千秋丸には実習生のための研修員室も備えられています。
実習は7月までかけて、体験乗船、2種類の底曳網を使ってのマダラやヒラメ等の調査、ハタハタの生態調査等を行う予定です。また、少数の生徒を対象にしたインターンシップ(職業体験)も行います。
現在は1航海ごとに10人ほどの生徒が乗り込んでの“体験乗船”が行われています。生徒達は船が着いている岸壁に集まり、まず、センターの職員から注意事項を聞きます。そしてヘルメットと救命胴衣を着けて乗船し、船の心臓部である機関室、頭脳である船橋、調査室等を見て回り、船上では、千秋丸が行っている調査について説明を受けた後、沖に出て海洋観測やプランクトンの採集等を見学します。水深1,000メートルまでの水温と塩分を1メートル間隔で調べられると聞いて実習生達は一様に驚いています。最後は一番上のコンパスデッキに上り、着岸の様子を見学します。
毎回、船酔いする生徒がいて、見ている方は気の毒にもなりますが、将来の秋田の漁業や試験研究などを担う若者が出てくることを期待しています。
なお、4月中に10回の航海を行い、海洋科1年20名、海洋環境科2年28名、同科3年26名、食品科学科1年9名の合計83名の生徒に対して体験乗船が行われました。

画像:千秋丸
漁業調査指導船千秋丸(99トン)
画像:後部甲板に集まる黄色いライフジャケットを着た人たち
後部甲板で底曳網の説明を聞く
画像:プランクトン採取の様子
プランクトン採取実習
画像:プランクトンが入ったケースを手に持ち眺める人
実物のプランクトンに興味津々
画像:コンパスデッキ
コンパスデッキで着岸の見学
画像:ふ頭に並ぶ人たち
実習を終えて(手を挙げているのは船酔いしなかった生徒)
画像:採集実習の様子
採集実習