子宮頸がん検診受診率向上に関するフォーカスグループインタビューによる若い女性の意識調査 平成23~24年度

2016年02月26日 | コンテンツ番号 7065

秋田県の死亡状況をみると、がんによる死亡が最も多く、その死亡率は全国的にも高い状況にあります。本県では平成20年4月に「秋田県がん対策推進計画」をスタートさせ、行政、県民、関係団体等が一体となって、がん予防の普及、がん検診受診率の向上、がん医療・相談支援体制の充実等の総合的ながん対策に取り組んできています。

また、がん検診については国が目指す「がん検診受診率50%」の達成と、がん検診の質の向上を目指した取り組みが行われています。

このような中で秋田県健康環境センターでは子宮頸がんを取り上げ、早期発見のための検診受診率及び検査精度の向上を目指すことを目的に2年間の調査研究を行うことにしました。平成22年度の本県の子宮頸がん検診受診率は24.9%と全国(23.9%)とほぼ同程度であるもののまだまだ低い状況にあり、受診率の向上が一つの課題となっています。

我々は、これからの世代を担う若い女性の検診が鍵を握ると考え、20歳から39歳までの女性を対象に子宮頸がん検診に関する意識調査を行いました。方法としてフォーカスグループインタビュー(FGI)法という、サービスの主体である県民の生の声を直接聞くことによる質的なデータを収集し解析するという方法を用い、検診対象者の考えや受診を妨げている理由や問題点を明らかにしようと試みました。

子宮頸がん検診に関する若い女性の意識調査結果をまとめましたので、その概要について御報告します。この報告書ががん対策の基礎資料として反映され政策の一助となれば幸いです。さらに、他機関における新たな調査や研究に発展し、ひいてはよりよい県民サービスの提供につながることを期待します。

最後に、本調査に御協力いただきました皆様及び関係者の皆様には心から感謝を申し上げます。

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