新しい「白神山地世界遺産地域管理計画」の策定について

2013年10月15日 | コンテンツ番号 6828

白神山地世界自然遺産地域は、平成7年に策定された「白神山地世界遺産地域管理計画」に基づいて管理されていますが、今般、現状に即した計画とするとともに、最新の知見を踏まえた遺産地域の順応的管理を更に進めるため、新しい白神山地世界遺産地域管理計画を策定しました。

1.経緯

環境省、林野庁、文化庁は、平成5年に登録された白神山地世界自然遺産地域(以下、遺産地域)について平成7年11月に白神山地世界遺産地域管理計画を策定し、同計画に基づいた管理を行ってきました。しかし、策定から17年が経過し、地域とのより密接な連携によって、最新の知見を踏まえた順応的管理を更に進めていく必要があるため、新しい白神山地世界遺産地域管理計画を策定しました。

2.新しい白神山地世界遺産地域管理計画のポイント

遺産地域の管理主体の一員である青森県及び秋田県が、管理計画の策定者として新たに加わった。

管理の方針として、下記事項等を新たに位置づけた。

  • 人手を加えず自然の推移に委ねることを基本に、各種制度に基づき厳正な保護を図ることに加え、必要に応じ、外来種対策等の能動的な管理を行うこと
  • 遺産地域のモニタリングについて、地元市町村や大学・研究機関、その他の学識経験者等と連携して推進すること
  • 気候変動、外来種・病害虫の侵入等について、関係者からの情報収集やモニタリング等を実施し、自然の価値を損ねる危機・予兆現象の早期発見に努めること
  • 多種多様な生物種により構成された、複雑で将来予測が困難な生態系を保全するため、科学的知見やモニタリング結果等を踏まえ、白神山地世界遺産地域科学委員会の助言を得て順応的な管理を行うこと
  • 世界遺産としての価値を将来にわたって維持していくため、地域に暮らす人たちの知恵や技術を活かしながら、自然環境に配慮したエコツーリズムを推進すること

3.新しい白神山地世界遺産地域管理計画の入手方法

新しい白神山地世界遺産地域管理計画及び同管理計画の概要等は、以下のWebサイトにて閲覧可能です。

白神山地世界遺産地域管理計画|保全管理|白神山地世界遺産センター