平成24年11月12日
企業活性化・雇用緊急対策本部
(産業政策課)

概況

 県内経済は、個人消費は堅調に推移しているものの、製造業で円高や海外需要の減少などの影響を受けており、雇用面でも製造業の拠点再編等による影響が現れてきている。

主な業種とその状況

製造業

スマートフォン向け製品等の生産が堅調に推移しているものの、総じて海外需要の減少などによる影響がみられる。

生産額、受注額はそれぞれ前年同月比10.9%減、同9.8%減となった。3か月先の業況見通しDIは、▲7.2から▲10.5となった。

建設業

公共投資が6か月ぶりに前年同月を下回った。

受注額、完工高はそれぞれ前年同月比9.9%増、同10.6%減となった。3か月先の業況見通しDIは、0.0から▲43.8となった。

小売業

飲食料品で惣菜等の売れ行きが堅調に推移しており、家電品でも白物家電が好調だったことから、比較的堅調な動きがみられている。

売上高は前年同月比1.0%減となった。3か月先の業況見通しDIは、▲11.5から▲14.8となった。

サービス業

旅館・ホテル業で宿泊部門が持ち直しており、運輸業でも貨物取扱が堅調に推移している。

売上高は前年同月比3.9%増となった。3か月先の業況見通しDIは、▲10.7から▲14.3となった。