石川理紀之助翁ゆかりの田んぼで稲刈りが行われました!

2015年03月17日 | コンテンツ番号 6604

 環八郎湖・水の郷創出プロジェクト助成事業

八郎湖は、アオコの発生や外来魚による食害など様々な課題を抱えています。

秋田地域振興局では、それらの課題を解決するためには、地域の人々が主体となった、息の長い活動が重要であると考え、「八郎湖・水の郷創出プロジェクト」と題し、地域活動の掘り起こしや活動への支援、八郎湖の環境に関する普及啓発などに取り組んでいます。

草木谷を守る会(代表:石川紀行)では、秋田地域振興局の支援を受け、八郎湖上流部の中山間部に位置し、近年荒廃が進んでいる谷津田を、地域の方々と協働で再生させる「谷津田再生プロジェクト」を行っています。このプロジェクトは、平成19年度に始まり、農聖として有名な「石川理紀之助翁」がかつて庵を結び、貧農生活を実施した地である「草木谷」を活動地とし、環境に優しい農業を続けることで、下流の八郎湖にきれいな水を流し湖の再生を目指すという取り組みです。

※今年のこれまでの取り組みは石川理紀之助翁ゆかりの田んぼで田植えが行われました! | 美の国あきたネットから

今回は、秋田地域振興局から支援を受け、田植えから稲刈りまで、年間を通して地域の小学生とともに行う「田んぼの学校」と、平成21年度から草木谷を守る会の独自事業として行われている地域住民参加型の「酒米栽培」の取り組みの一環である稲刈りの様子をご紹介します。

田んぼの学校(餅米稲刈り)

主催

草木谷を守る会

日時

平成24年10月4日(木)

参加人数

大豊小学校5年生60名

場所

潟上市昭和豊川「草木谷」

写真:草木谷の風景1

写真:草木谷の風景2 写真:草木谷の風景3 写真:草木谷の風景4

午前9時、潟上市昭和豊川の山田地区にある草木谷に潟上市立大豊小学校5年生60名が集合し、餅米の稲刈りが行われました。今回も、昔ながらの農法を体験してもらうために、手刈りによる稲刈りを行います。

今回稲刈りを行う餅米は、5月に児童たちが植え、除草を行ったりと丹精込めて育ててきました。その頑張りを空も見ていたのでしょう、この日は見事な秋晴れです。

写真:稲刈りの様子1

最初に、草木谷を守る会会長の石川紀行さんから「今日は絶好の稲刈り日和です。ケガのないようにがんばりましょう。」などと挨拶がありました。

その後、会員の方から稲の刈り方を丁寧に教わりました。2人一組で、稲を刈る係と刈った稲をひもで結ぶ係に分かれて稲刈りスタートです!

写真:稲刈りの様子2

写真:稲刈りの様子3 写真:稲刈りの様子4 写真:稲刈りの様子5

児童たちは、どんどん稲を刈っていきます。やはり自分たちで育てた稲の刈り取りはやる気が出ます!

鎌で稲を刈る児童→それを束にする児童。そしてある程度刈り取ったら、1カ所に集める児童。昔の農家の人たちも、このように役割を分担していたのかな?と思いをめぐらせつつ児童たちは一生懸命頑張ります。

1時間程度稲刈りをした後は、刈った稲を棒に掛け、干します。約1ヶ月程度、自然の力を使って稲を干すそうです。

 今回は、時間の関係上全て刈り取ることが出来ませんでしたが、児童達は昔ながらの農法の大変さを実感したのではないでしょうか。

写真:刈った稲を棒にかけて干している様子

写真:刈った稲を棒にかけて干している様子2 写真:刈った稲を棒にかけて干している様子3 写真:刈った稲を棒にかけて干している様子4

これから脱穀、収穫祭とイベントは続いていきます。

児童達は、今回の餅米でお持ち作り、収穫祭で食べる日を心待ちにしているようでした。

酒米の稲刈り(草木谷を守る会独自事業)

主催

草木谷を守る会

日時

平成24年10月8日(月)

参加人数

地元住民約60名

場所

潟上市昭和豊川「草木谷」

写真:酒稲

次に、平成21年度から始まった草木谷を守る会の独自事業“酒米の栽培”の一環である稲刈りの様子をご紹介します。

餅米の稲刈りから4日後、地元住民や県立大学などの学生を始めとし、会員の知り合いであるオーストラリアやブラジル、アルゼンチンからの参加者も含む、約60名が草木谷に集まりました。

今回は天候に恵まれたこともありますが、近年まれに見る参加者の多さです。徐々にではありますが、活動の輪が広がっていることが実感できます。

最初に、草木谷を守る会代表の石川紀行氏から「今回刈り取る稲は、大森山動物園にいる象のフンを使った“象さんたい肥”を使い育てました。そしてそのお返しに、今回の刈り取った稲わらの一部は、象のえさとなります。みなさん、おいしいお酒を飲むためと、象への恩返しのためにがんばりましょう。」と挨拶がありました。

今回も昔ながらの手刈りでの稲刈りを行います。

写真:並んでいる参加者

写真:稲を手刈りしている様子 写真:稲を手刈りしている様子2 写真:稲を手刈りしている様子3

1時間半程度の作業をした後、刈り取った稲を1カ所に集め、コンバインを使って脱穀をしました。

脱穀された籾(もみ)は、その後、機械で乾燥・精米し、酒造会社に渡されます。

写真:刈った稲を集めている様子 写真:脱穀の様子 写真:脱穀された籾

今回刈り取った酒米は地元酒造会社の協力を得て、来春にはお酒になる予定です。今から完成が楽しみですね。