八郎湖再生~水草植え付け会~が開催されました!

2015年03月17日 | コンテンツ番号 6580

環八郎湖・水の郷創出プロジェクト助成事業

主催

潟船保存会

日時

平成24年9月22日(土)午前9時~11時

参加人数

地元住民40名

場所

潟上市天王字大崎 八郎湖・植生復元地区
粗朶(そだ)消波堤

※水草の植え付け会場は、平成21年度に粗朶消波堤をつくった場所で行われました。(粗朶消波堤づくりの様子は「八郎太郎プロジェクト(粗朶消波堤づくり)が開催されました!」から

写真:粗朶消波堤1 写真:粗朶消波堤2 写真:八郎湖再生 水草植え付け会

このイベントは、八郎太郎プロジェクトの一環として行われました。

八郎太郎プロジェクトとは、潟上市の市民団体である潟船保存会(代表:石川久悦)が主体となり、“100年後の子どもたちへの贈り物をしたい!”という合い言葉のもと、水草を植え付けを通して、八郎湖を自然豊かな昔の原風景に再生することを目標にしている活動です。

このプロジェクトは秋田地域振興局がすすめている、「環八郎湖・水の郷創出プロジェクト」の助成を受けて活動を行っています。

水草の植え付けは、秋田地域振興局が流域小学校を対象に行っている八郎湖に関する環境学習(出前授業)により、いくつかの小学校で実施されていますが、今回は潟船保存会が主催し、地元住民を対象に開催されました。(右下の写真は9月18日に行われた天王小学校4年生の植え付けの様子です。)

写真:水草植え付けの様子1 写真:水草植え付けの様子2

開会式

写真:水草植え付け開会式の様子1写真:水草植え付け開会式の様子2写真:水草植え付け開会式の様子3  

午前9時、潟上市天王の大崎地区にある八郎湖・植生復元地区に40名の参加者が集合し、潟船保存会会長の石川久悦さんの挨拶により、水草の植え付け会がスタートしました。

写真:水草植え付け開会式 会長の挨拶の様子

会長の挨拶のあと、同会の天野荘平さんから「先日、八郎湖で1mを超えるウナギが捕まえられました。昔は、これくらいの大きさのウナギはよく見ることができましたが、今は少なくなっています。今回の活動のように水草を植えることで八郎湖の自然再生を図り、また大きなウナギがたくさんいる八郎湖にしましょう。」というお話があり、参加者は八郎湖の自然再生活動の大切さを実感しているようでした。

 続いて会員の加賀谷さんから、パネルを使って現在の八郎湖が抱える問題について説明がありました。アオコの大量発生や、外来種であるブラックバスが増加してきていることなど、地元住民が感心のあることを取り上げてお話しをしていただきました。またその他に、打瀬船の復元や、昔の潟の漁師が使っていた漁具の保存など、潟の文化・歴史・伝統を守るための潟船保存会の活動も紹介しました。近くに住んでいても意外と知らない内容に、参加者の方々は時々驚きながら説明を聞いていました。

写真:水草植え付け開会式 八郎湖が抱える問題の説明の様子

そのほか、湖岸で八郎太郎伝説の朗読やオカリナ・尺八などの演奏がありました。これは、潟船保存会の会員が、参加者の方々に“わがみずうみ”である八郎湖への思いを強くしてもらおうとのことで行いました。特に、雄大な八郎湖をバックにオカリナでの“ふるさと”の演奏は、“ふるさと八郎湖”への思いをより一層強めることができたと思います。

写真:水草植え付け会開会式 演奏の様子1 写真:水草植え付け会開会式 演奏の様子2 写真:水草植え付け会開会式 演奏の様子3写真:水草植え付け会開会式 演奏の様子4

水草の植え付け

写真:水草植え付けの様子

その後、潟船保存会会員の方の指導の下、水草の植え付けを行いました。それぞれがスコップやツルハシを手に、水草を植えていきます。

皆さんは知っていますか!?

水草を植え付けることで八郎湖にもたらされる長所はたくさんあります!!

  1. 小魚の隠れ家となり、ブラックバスなどから食べられることを防ぎ、ワカサギなどの在来種の保護につながります。
  2. 水草はミジンコなどの動物プランクトンの住み家となります。実は、それらは近年大発生し、紙面を賑わせている植物プランクトンであるアオコを食べてくれます!!
  3. 今回植え付けをする葦(ヨシ)はアオコの原因となる水中のチッ素やリンを吸い取ってくれます。(しかし、葦が吸い取ったチッ素やリンは時間が経つと水中に戻ってしまうので、定期的に葦を刈り取ることも重要です!)

以上のように水草の植え付けにはたくさん長所があります。

写真:ブラックバス
ブラックバス
写真:ミジンコ
ミジンコ

参加者全員が八郎湖再生のため積極的に活動をした結果、1時間足らずで水草を植え終わりました。

今回も前回の植え付け会同様に、植えた水草がしっかりと根付いて欲しいですね。

写真:水草植え付けの様子2写真:水草植え付けの様子3写真:水草植え付けの様子4写真:水草植え付けの様子5

閉会式

植え付けを終えた後、閉会式を行いました。

この八郎湖・植生復元地区は、地元住民の多くの協力を得て、徐々にではありますが再生へと向かっています。今回の活動などを通して、八郎湖への思いが大人から子ども達へと受け継がれ、いつか自然豊かな潟の原風景が再現されることでしょう。