風しんの感染対策について

2014年10月03日 | コンテンツ番号 6443

 風しんで最も警戒すべき病気は、有効な治療法のない『先天性風しん症候群』です。妊婦、とくに、妊娠初期の女性が風しんにかかると、胎児が風しんウイルスに感染し、難聴、心疾患、白内障、そして精神や身体の発達の遅れ等の障害をもった赤ちゃんが生まれる可能性があります。

 風しんは、風しんにかかっている人の鼻や喉の分泌液中のウイルスが、周囲の人の鼻や口に入ることで感染します。特に人混みの多いところでは一人一人が感染予防策を実践しましょう。

風しんウイルスの感染予防策

  1. マスクの取り扱い(咳エチケットなど)や手洗い等(鼻や口などをさわる時や鼻をかんだ後など)は適切に行いましょう。
  2. 室内はほこりを少なくし、適切な換気(部屋が小さい、あるいは多人数がいる場合などは換気回数を増やすなど)を心がけましょう。
  3. 発しん、リンパ節の腫れ、発熱などの症状が現れたら早めに医療機関を受診しましょう。
  4. 定期予防接種の対象の方は確実に受けましょう。
  5. 抗体価の低い妊婦への感染を抑制するためには標準的な予防策(①・②)だけでは難しいですので、妊婦の夫、子どもその他の同居家族、10代から40代の女性(特に、妊娠希望者又は妊娠する可能性の高い方)、産褥早期の女性のうち、抗体価が十分であると確認ができた方以外は、任意での麻しん風しんワクチンによる予防接種を受けることが望ましいです。
  6. 妊娠している女性、又は妊娠している可能性のある女性は予防接種を受けることができませんので、妊婦検診等の抗体検査により十分な免疫があると診断されなかった場合には、夫をはじめ、同居家族に対する予防接種も検討しましょう。

 なお、標準的な予防策(1. 2.)については最寄りの保健所へ、定期予防接種(4.)についてはお住まいの市町村へ、任意予防接種等(3. 5. 6.)についてはかかりつけ医等の医療機関へお問い合わせください。

参考