平成24年7月17日
企業活性化・雇用緊急対策本部
(産業政策課)

概況

県内経済は、自動車関連を中心に持ち直しの動きがみられるが、一部製造業では円高等の影響を受けており、今後の製造業の拠点再編等による影響が懸念される。

主な業種とその状況

製造業

自動車関連や一部の精密機械が堅調に推移しているが、電気機械を中心に海外需要の減少などによる影響がみられる。

生産額、受注額はそれぞれ前年同月比6.8%減、同4.3%減となった。3カ月先の業況見通しDIは、9.4から12.9となった。

建設業

公共投資で一部活発な動きがみられたものの、総じて弱めの動きが続いている。

受注額、完工高はそれぞれ前年同月比288.4%増、同33.8%増となった。3カ月先の業況見通しDIは、▲25.0から▲6.3となった。

小売業

飲食料品で惣菜の売れ行きが堅調に推移しているものの、家電品で薄型テレビ等の低迷が続いている。

売上高は前年同月比3.1%減となった。3カ月先の業況見通しDIは、▲30.8から▲11.5となった。

サービス業

旅館・ホテル業で宿泊部門が持ち直しており、運輸業でも自動車部品などの輸送が堅調に推移している。

売上高は前年同月比8.7%増となった。3カ月先の業況見通しDIは、前月から引き続き17.9となった。

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