災害廃棄物の試験焼却処理に係る事前確認調査結果について

2012年10月18日 | コンテンツ番号 6363

岩手県野田村の災害廃棄物処理を予定している横手市、湯沢雄勝広域市町村圏組合及び由利本荘市の処理施設で試験焼却処理を行うに当たり、受入基準や処理の安全性を確認するため、本日、岩手県野田村米田(まいた)二次仮置場の選別破砕施設において、事前確認調査を行いましたので、その調査結果についてお知らせします。

岩手県野田村米田二次仮置場の選別破砕施設において、次の調査を実施した。

破砕処理エリアにおける空間放射線量率、災害廃棄物の遮蔽線量率については、次のとおり問題のないレベルであった。

なお、災害廃棄物の放射性セシウム濃度、アスベスト濃度、PCB濃度については、7月6日までにとりまとめて公表する。

破砕処理エリアにおける空間放射線量率

 災害廃棄物の手選別ライン2地点において空間放射線量率を測定した結果、次のとおり、災害廃棄物の影響を受けない十分に離れた地点(バックグラウンド)の空間放射線量率と同じレベルであった。

 破砕処理エリアの空間放射線量率測定結果(単位:マイクロシーベルト/時)
地点1 地点2 バックグラウンド
0.06 0.06 0.07

※秋田県における地上高1mにおける空間放射線量率(0.03~0.09マイクロシーベルト/時)。

災害廃棄物の遮蔽線量率

 災害廃棄物の遮蔽線量率からバックグラウンド遮蔽線量率を除いた値は0.001マイクロシーベルト/時であり、搬出に当たっての目安値となっている0.01マイクロシーベルト/時を大きく下回った。

 なお、放射性物質濃度の測定には日数がかかるため、搬出時の確認には、放射性物質濃度との相関が見込まれる遮蔽線量率を測定する。

災害廃棄物の遮蔽線量率(単位:マイクロシーベルト/時) 
災害廃棄物の遮蔽線量率※1 バックグラウンド遮蔽線量率※2 災害廃棄物の遮蔽線量率からバックグラウンド遮蔽線量率を差し引いた値
0.032 0.031 0.001

※1「遮蔽線量率」:外部の放射線の影響を低減させるため、鉛製の遮蔽体内で廃棄物に接触させて線量率を測定した値。
※2「バックグランド遮蔽線量率」:遮蔽体内に廃棄物を入れない状態で測定した値。