私の一冊

『医学するこころ』の表紙画zou 書名:医学するこころ オスラー博士の生涯
 著者名:日野原 重明
 出版社名:岩波書店
 
 
 
 
 
 
 
 

平成24年に能代市で開かれた日野原先生の百歳記念講演会に行きました。100歳の先生は現役医師として回診するなど医療に携わられ、平成7年の地下鉄サリン事件の際には、聖路加国際病院の院長として多くの患者さんを受け入れて陣頭指揮を執られました。講演では「命も時間もお金も、何のために使うかが大事」「世の中の役に立つことに使ってほしい」と話されました。この本は先生が書いた近代医学の開拓者オスラーの伝記で、臨床と研究に基づいた科学とその根底の人間愛が大切であることを感じます。

読書時間の確保で工夫されていることは

読んだところに小さな付箋を貼っておいて、少しの空き時間に少しでも続きを読んで、そこに付箋を貼り直しています。

読書の効用として感じていることは

素晴らしい考え方や生き方を知ることです。

秋田県ブックリーダーとしてのメッセージ

どんなジャンルでもタイトルでも、自分が興味を持った本を読むことが良いと思います。