平成24年4月9日
企業活性化・雇用緊急対策本部
(産業政策課)

概況

 県内経済は、電気機械などで海外需要の落ち込みや円高による影響がみられるものの、自動車関連で国内需要が高まっており、総じて横ばいの状況で推移している。

主な業種とその状況

製造業

海外需要の落ち込みや円高による影響から電気機械が落ち込んでいるものの、自動車関連や一部の精密機械が好調に推移している。
生産額、受注額はそれぞれ前年同月比0.1%増、同1.2%増となった。
3カ月先の業況見通しDIは、 15.5から 3.5となった。

建設業

公共投資が3カ月連続で前年同月を下回り、総じて弱めの動きが続いている。
受注額、完工高はそれぞれ前年同月比25.4%増、同27.4%増となった。
3カ月先の業況見通しDIは、 ▲50.0から ▲12.5となった。

小売業

飲食料品で価格競争での厳しさがあるものの、惣菜等の売れ行きが引き続き堅調に推移した。
売上高は前年同月比0.8%増となった。
3カ月先の業況見通しDIは、 ▲40.7から ▲23.1となった。

サービス業

観光関連で落ち込みがみられたが、運輸業で資材運搬が好調だった。
売上高は前年同月比5.9%増となった。
3ヶ月先の業況見通しDIは、 14.3から 32.1となった。