平成24年3月16日
企業活性化・雇用緊急対策本部(産業政策課)

概況

県内経済は、電気機械などで海外需要の落ち込みや円高による影響がみられ、総じて横ばいの状況で推移している。

主な業種 状況
県内経済動向調査結果(平成24年1月分) 

製造業

海外需要の落ち込みや円高による影響から電気機械が落ち込んでいるものの、自動車関連や一部の精密機械が好調に推移している。 生産額、受注額はそれぞれ前年同月比1.3%減、同3.7%減となった。3カ月先の業況見通しDIは、 ▲10.8から 15.5となった。

建設業

民間投資で一部活発な動きがみられたものの、公共投資が2カ月連続で前年同月を下回り、総じて弱めの動きが続いている。受注額、完工高はそれぞれ前年同月比13.6%増、同22.8%減となった。3カ月先の業況見通しDIは、 ▲37.5から ▲50.0となった。

小売業

家電品で薄型テレビ等の低迷が続くものの、白物家電の売上が堅調に推移した。売上高は前年同月比0.4%減となった。3カ月先の業況見通しDIは、 ▲46.2から ▲40.7となった。

サービス業

旅館・ホテル業で、大雪の影響による宿泊客の落ち込みもみられる。

売上高は前年同月比2.5%増となった。3ヶ月先の業況見通しDIは、 ▲3.6から 14.3となった。