八郎湖『ブラックバス駆除&稚魚すくい』が行われました。

2015年03月18日 | コンテンツ番号 5808

写真:外来魚の駆除が行われました

八郎湖は、アオコの発生や外来魚による食害など様々な課題を抱えています。

秋田地域振興局では、八郎湖の自然を再生させ、永きにわたり支えていくためには、数多くの地域の力がネットワークとして結びつくことが重要だと考え、「環八郎湖・水の郷創出プロジェクト」として、地域活動の掘り起こしや活動への支援、八郎湖の環境に関する普及啓発などに取り組んでいます。

この度は、秋田淡水魚研究会(杉山秀樹代表)が行っている「八郎湖ブラックバス駆除」の取り組みをご紹介します。

6月4日(土)、秋田淡水魚研究会主催により八郎湖にてブラックバスの駆除が行われました。 この取り組みは、「全国一斉ブラックバス防除ウイーク」の一環で、八郎湖では6回目となります。

写真:網を引っ張る参加者 写真:網を引っ張る参加者2
淡水魚研究会が仕掛けた網を引っ張る参加者。子供達の気分は綱引き♪
写真:網から魚を捕る様子 写真:網から魚を捕る様子2
網から魚を捕るのも一苦労。お魚って見た目よりずいぶん重いんだね~
写真:ブラックバスを持つ様子 写真:ブラックバスを持つ様子2
ブラックバスって「おおくちバス」のことなんだって。 口が大きいもんね。 その口でネズミや小鳥など何でも食べちゃうんだって。 ひぇぇぇ~
写真:胃の内容物を調べる様子写真:胃の内容物を調べる様子2
魚を観察した後は、重さや大きさ、胃の内容物を調べます。淡水魚研究会さんの手を借りて、僕もハサミにチャレンジ!

八郎潟では、昭和58年にオオクチバスが発見されました。その後、ドジョウ・タナゴなどの在来種が姿を見せなくなっています。これら、小魚を補食するブラックバスの影響により、八郎湖の生態系が大きく変わってしまっています。昔の資源豊かな八郎湖を取り戻すために、駆除はとても大切なこととされています。そして、近年では駆除したブラックバスをはじめとする未利用魚を利用した、肥料の製造にも取り組んでいます。その、肥料を使って栽培された野菜などは、道の駅おおがたに併設されております産直センター潟の店にて販売されています。

写真:

続いて、7月9日、同じく秋田淡水魚研究会主催で、今度は八郎湖の西側「西部承水路」にてブラックバスの稚魚すくいが行われました。ここは、青々としたヨシに覆われ、沢山の生物が身を潜めている場所。ブラックバスを稚魚の段階ですくうことで、効率的な駆除ができます。また、たくさんの生き物に触れる楽しみが待っています。

写真:集合写真 写真:稚魚すくい

写真:稚魚すくい2 写真:稚魚すくい3 写真:稚魚すくい4
参加者が手に網を持ち、輪になります。そして輪を小さくして輪の中心に稚魚を追い込むという捕獲方法です。
写真:稚魚すくい5 写真:稚魚すくい6 写真:稚魚すくい7
水草が茂っている場所に稚魚は多くいます。「いたいた!この魚は何という名前かな~?」子ども達の質問に、親切丁寧に教えて下さった、淡水魚研究会杉山先生とNPO法人はちろうプロジェクトの藤原さん。
写真:集合写真
みんな笑顔の子ども達。この日は、ウェイダーの準備をはじめ、サポートを含めた淡水魚研究会の活動により貴重な体験をさせていただきました。

大人も子どもも、普段は八郎湖へ入ることなんてありません。この幼い頃の無邪気な体験が、様々な疑問を生むきっかけとなり、八郎湖の生態系保全への第一歩となることを期待します。