平成23年12月12日
企業活性化・雇用緊急対策本部(産業政策課)

概況

県内経済は、東日本大震災の影響が解消しつつある中、一部の製造業で海外需要の落ち込みや円高による影響がみられ、持ち直しの動きが緩やかになっている。

主な業種 状況
 

製造業

自動車関連で持ち直しの動きがみられるが、電気機械を中心に海外需要の落ち込みや円高による影響がみられる。 生産額、受注額はそれぞれ前年同月比3.2%減、同2.5%減となった。3カ月先の業況見通しDIは、 ▲19.0から ▲27.4となった。

建設業

公共投資が依然として前年度割れとなっており、全体として弱めの動きが続いている。受注額、完工高はそれぞれ前年同月比16.9%減、同2.6%減となった。3カ月先の業況見通しDIは、前月から引き続き ▲37.5となった。

小売業

家電品で薄型テレビ等の駆け込み需要終了による売上の反動減が続いている。売上高は前年同月比1.3%増となった。3カ月先の業況見通しDIは、 ▲19.2から ▲42.3となった。

サービス業

旅館・ホテル業で宿泊部門に持ち直しの動きがあるものの、婚礼や宴会部門が落ち込んだ。

売上高は前年同月比1.6%増となった。3ヶ月先の業況見通しDIは、 ▲21.4から ▲42.9となった。