秋田県は地域における景観ふるさとづくりの核となる「景観マネージャー」を養成し、オンリーワンの景観づくりを進めるための体制整備を図ることを目的として、講習会を実施しました(地域の人だからこそ知りうる景観資源をもとに、そこにしかない景観を形成し、地域に生活する方々が自信と誇りを持って欲しいという思いから、「オンリーワンの景観づくりを進める」としています)。

 登録要件を満たし、かつ登録を希望された14名を景観マネージャーとして登録しました。これにより、登録した景観マネージャーの累計人数は85名になりました。

 景観マネージャーには、本人の意思に応じて次のような活動を期待しています。

  • 地域の景観の保全・創出・活用に向けた活動の実施又は支援
    • 清掃・美化活動
    • 景観に関する学習会
    • 地区計画等都市計画の策定
    • 景観を活かしたまちづくり事業など
  • 市町村の景観計画策定に対する参加又は住民の景観計画提案の支援
  • 県が主催する景観学習会や先進地視察等への参加(継続学習によるスキルアップ)
    これまで登録された景観マネージャーの中には、次のような活動をされている方がいます。
  • 由利本荘市で景観資源さがしのまち歩き&マップづくりイベントをしている。
  • 北秋田市で世界遺産関連イベントを実施している。
  • 秋田県景観保全審議会委員になっている。