平成22年12月10日
企業活性化・雇用緊急対策本部(産業政策課)

概況

県内経済は、製造業を中心に持ち直しの動きが続いているものの、改善の動きが鈍化してきており、総じて厳しい状況が続いている。また、このところの円高等よる影響も懸念される。

主な業種 状況
県内経済動向調査結果(平成22年10月分) 

製造業

持ち直しの動きが続いているものの、改善の動きが鈍化してきている。また、円高等による影響も懸念される。生産額、受注額はそれぞれ前年同月比9.4%増、同11.5%増となった。3カ月先の業況見通しDIは▲20.9から▲30.6となった。

建設業

公共工事の減少により弱めの動きが続いている。受注額、完工高はそれぞれ前年同月比14.8%増、同26.2%増となった。3カ月先の業況見通しDIは▲31.3から▲56.3となった。

小売業

引き続き家電の売れ行きが好調である。売上高は前年同月比1.6%増、3カ月先の業況見通しDIは▲13.8から▲50.0となった。

サービス業

運輸業が引き続き好調である。売上高は前年同月比9.7%増、3カ月先の業況見通しDIは▲21.4から▲39.3となった。