方上地区自然浄化施設のヨシ原の維持管理方法の検討を行うため、試験施設においてヨシの火入れ試験を行いました。

  • 実施日時:平成22年11月25日(木)午前中
  • 対象区画:第2系列、3系列(7m×50m×2区画)
画像:火入れ地点を示す図 画像:火入れ地点を書き入れた航空写真

結果

 火入れ試験を実施しましたが、十分な燃焼には至りませんでした。
 ヨシの生育密度や乾燥状態等が要因と考えられますが、今回の試験結果を八郎湖研究会等に報告して、ヨシ管理方法について検討を進めることにします。

状況

 火入れ作業の状況は以下のとおりです。

画像:待機測定準備の様子
画像:設置した測定装置

大気測定準備中。

(G2取水口操作室付近)

測定装置設置状況。
画像:大気測定装置
画像:測定装置設置状況

大気測定装置。

(南部排水機場付近)

測定装置設置状況。
画像:放水用のポンプ
画像:散水
放水用のポンプを準備しています。 火入れ前に周囲に散水しました。

火入れ前の状況。

 右)火入れ区域。

 左)非火入れ区域。

防火帯用に倒したヨシを着火剤としています。

画像:着火
画像:燃え始める
着火開始。 着火直後。
着火剤(倒したヨシ)に次々に着火していきます。 最初はよく燃えますが・・・。
画像:火が消えたところ2
 燃え広がらず、  すぐに火が消えてしまいました。
画像:燃え始め
画像:鎮火
初めは火がついても・・・。 やはり、すぐに消えてしまいました。火入れ作業は30分位で終了しました。
画像:念入りな散水の様子1
画像:念入りな散水の様子2
鎮火後に燃焼跡に散水し、 念入りに消火しました。
画像:風下側から火入れの煙を見たところ
画像:煙が見える

風下数百メートル地点での監視状況。写真は着火後8分後位の状況。

着火後15分位。煙が多く出ていました。
画像:南部排水機場展望室からの監視状況
画像:煙が多く見える

南部排水機場展望室からの監視状況。着火直後、煙が少し出ています。

着火後13分位。

煙が多く出ていました。