環境省では、水辺の自然と親しむことの重要性の増大や、環境政策の新たな展開も踏まえ、人々が水に直接触れることができる全国の個性ある水辺を積極的に評価して、「快水浴場百選」を選定しました。その結果は、平成18年5月10日(水)に公表されました。
 秋田県では、関係市町からの提案を基に、7水浴場を推薦した結果、三種町の釜谷浜海水浴場、男鹿市の宮沢海水浴場、にかほ市の象潟海水浴場が「快水浴場百選」に選定されましたので、お知らせします。

1 選定の趣旨

 近年、人工物に囲まれた暮らしの中で、水辺の自然と親しみつつ健やかな心身をはぐくみ、保つことの重要性が高まっている。これとともに、水辺を訪れる人々のニーズや価値観が多様化してきている。また、環境教育、エコツーリズム、生物多様性、地球温暖化対策など、環境政策の新たな展開が見られる。
 環境省では、平成10年に「日本の水浴場55選」、平成13年に「日本の水浴場88選」を選定してきたが、今回、新たな考え方で「快水浴場」を選定した。具体的には、人々が水に直接触れて自然の水を五感で感じることができる水辺をより積極的に評価し、一つ一つの場の個性を重んじて優れたところが選定された。

2 選定の対象となった水辺

 次の3つのカテゴリーを設けて、選定が行われた。

  1. 海水浴場
  2. 島の海水浴場
  3. 湖沼・河川の水浴場

3 評価軸

 次の5つの評価軸を総合的に判断して、選定が行われた。

  1. 美しい水辺(水質、自然景観)
  2. 清らかな水辺(環境への配慮・取り組み)
  3. 安らげる水辺(安心・安全性)
  4. 優しい水辺(利便性)
  5. 豊かな水辺(水と人の関わり)

4 「快水浴場百選」に選定された県内の水浴場の評価概要

図:評価概要の表

5 参考

 釜谷浜海水浴場は、平成13年に「日本の水浴場88選」として選定されている。
 宮沢海水浴場は、平成10年に「日本の水浴場55選」、平成13年に「日本の水浴場88選」として選定されている。

・環境省 快水浴場百選ホームページ