平成22年9月14日横手市平鹿町において、第2回「秋田県農地・水・環境保全向上対策に関する検討委員会」が開催されました。

本委員会は、秋田県の農地・水・環境保全向上対策の計画的かつ効果的な実施のため、活動組織の取組の評価及び指導、助言等を行うもので、今回は横手市平鹿町樽見内地域で共同活動を実施している「樽見内地域資源保全委員会」の活動状況の視察を行い、関係者との意見交換を行いました。

樽見内地域資源保全委員会は、本対策のスタート時に活動組織をNPO法人として登録し、交付金による共同活動で対象とならない活動については、会費などで対応し、地域の活性化に全面的に取り組んでいる県内では最もすすんでいる組織のひとつです。

現地視察では樽見内保育園と一緒になって活動されている農村公園から現地視察を行い、各集落ごとの景観形成花壇、水路の目地補修、地域行事の中心である小勝田沼での鹿嶋様を見学しました。

意見交換会では、最初に渡部副理事長からNPO設立目的や活動状況の説明がありました。その後、委員会の構成員である各団体から意見発表があり、「施設の補修では農家が率先して作業するようになった」、「世代の交流を大事にし、福祉活動にも力をいれている」、「地域のやる気がでてきた」「高齢者と若者とで地域を盛り上げたいという気持ちが沸いてきた」などの感想がありました。

検討委員からは、「リーダーがしっかりしているから、こんなにも素晴らしい活動が出来ていると感じた」「各組織との連携が素晴らしい」などの感想が出されました。

画像:大きな花壇
景観花壇(農村公園)
画像:補修された水路
目地補修された水路
画像:藁で作られた鹿嶋様人形
鹿嶋様
画像:意見交換会の様子
意見交換