[古文書]主な収蔵資料

2016年12月13日 | コンテンツ番号 392

「佐竹家譜」

佐竹家譜

(AS288-1-1~AS288-1-23/AS286-6/AS288-8-1~AS288-8-6/AS288-21-0-1~AS288-21-0-7)

 第1世義光から第30世義厚までの佐竹家歴代伝記。それぞれ「義重家譜」「義格家譜」など藩主名を付した史料名となっている。「佐竹家譜」は秋田県立秋田図書館が付けた総称。「義宣家譜」以外は48冊を所蔵し、「義宣家譜」全12冊のうち6冊分の写本を所蔵。東京大学史料編纂所所蔵の「義宣家譜」12冊を含めた『佐竹家譜』が原武男氏の校訂により刊行(全3巻)

「秋田藩家蔵文書」

秋田藩家蔵文書

(A280-2-1~A280-2-40/A280-69-1~A280-69-61)

 藩主を始め藩士各家に伝えられてきた文書・記録・系図・典籍等を調査し、また旧縁の地にある関係史料の調査を実施し、これらの諸史料を臨写した編纂史料。元禄期に始まる佐竹家譜編纂事業における副次的史料といわれる。鎌倉・室町期から戦国・江戸初期にかけての書状・判物・朱印状などを大量に含み、当時の情勢を知る上で全国的にも貴重な史料。目録とあわせて現存61冊を所蔵。

「国典類抄」

国典類抄

(AS209-164~AS209-178-32)

 初代秋田藩主佐竹義宣から8代義敦までの治世を記録した 編纂物。文化8年(1811)9代藩主義和の下命により編纂が始められ、文政2年(1819)までに完成。内容は「吉・凶・軍・賓・嘉・雑」の六部立て。秋田藩政を研究するうえで最も基本となる史料。現存する471冊を所蔵。秋田県立秋田図書館により翻刻刊行(全19巻)。平成7年秋田県有形文化財指定。

関連リンク

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 「御亀鑑」

御亀鑑

(AS289-18-1~AS289-18-79)

  9代秋田藩主佐竹義和の一代記で、『国典類抄』続編の性格と考えられているが、「義和公譜」の引証本として作成されたと思われる。江府編・秋府編に分かれる。江府編は安永4年(1775)元旦の江戸藩邸における出生から文化12年(1815)12月まで(義和は7月8日死去)41年間の編年体の記録。秋府編は天明5年(1785)6月の家督相続以後、国元秋田における動静や事蹟を記録。全115冊を所蔵。 

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 御亀鑑 

「北家御日記」

北家御日記

(AK212-1-1~AK212-1-765)

 角館の所預であった佐竹北家による延宝2年(1674)から明治27年(1894)まで220年間の記録。内容は一族の動静、他家との交際、諸行事、北家家臣・組下給人に対する指示、所預としての公的行事、久保田や江戸での御用記録など公私両面にわたる。藩政の展開を知る上で貴重な史料。現存する765冊を所蔵。昭和42年秋田県有形文化財指定。 

「梅津政景日記」

梅津政景日記

(A312-130-1~A312-130-121)

 秋田藩政初期に院内銀山奉行・惣山奉行・久保田町奉行・勘定奉行・家老等を歴任した梅津政景が記した日記。秋田藩成立期の事情を、行財政・民政・軍事等の多方面から窺い知ることができる貴重な記録。とくに鉱山・林業経営と城下町久保田の構築に関する記事が多い。自筆原本24冊・写本1冊を所蔵。昭和41年秋田県有形文化財指定。『大日本古記録』所収。

「町触控」

町触控

(A317-57-1-1~A317-57-31)

 秋田藩が城下やその他領内の各所に命じた法令集成。城下および在郷給人を対象とした御触書留を中心とし、ほかに町奉行支配の町人や郡方支配の農村への御触書留を含む。明和7年(1770)から明治2年(1869)までの諸触書を含む。目録を含めた35冊を所蔵。今村義孝・高橋秀夫両氏の編集により『秋田藩町触集』として刊行(全3巻)。

「大町三丁目記録」

大町三丁目記録

(混架特1592~混架特1597)

 絹布・木綿などの占売特権を持つ家督町として、外町(町人町)の中枢をなした大町の町役人が書き継いだ記録。「永代帳」(延宝4~明治16)、「久保田大町三丁目戸籍帳」(元治2年)ほか現存する6冊を所蔵。なかでも「永代帳」は、町奉行からの通達・町内の申し合わせ、他町との交渉記録などを中心に多方面にわたる記録を収める。城下町の町人生活を窺い知るうえで貴重な史料。

「黒印高帳」

黒印高帳

(県A-15-1~県A-15-3/県A-17-1~県A-17-14/県A-18-1~県A-18-3)

  各村々に下賜した黒印御定書より物成のみを書き抜き、各郡ごとにまとめられた史料。宝永2年(1705)6冊(秋田郡2、仙北郡2、平鹿郡1、雄勝郡1)、享保14N(1729)14冊(秋田郡5、山本郡1、河辺郡1、仙北郡3、平鹿郡2、雄勝郡2)、天保4年(1833)3冊(河辺郡、山本郡、秋田郡各1)を所蔵。この他にも村高を記した史料は、元禄国絵図作成期の村高帳をはじめ、様々な年代の郷帳などを多数所蔵。

「門屋養安日記」

門屋養安日記

(佐々木8002~佐々木8032)

 秋田藩直営の院内銀山で御抱医師を勤めた門屋養安が記した、天保6年(1835)から明治2年(1869)までの35年間にわたる記録。養安は医療活動の他に銀山経営や宿屋の経営にも従事し、また和歌・俳諧などを通じた交際範囲も広く、日記の記述は多彩。現存する32冊を所蔵。茶谷十六・松岡精両氏の編集により翻刻刊行。