食べられると思って採取してきた野草が、実は有毒植物だった。そのような事例は珍しくありません。秋田県内においても、令和4年に有毒植物による食中毒が多発し、死者も発生しています。
 過去に採取したことのない野草など、見分け方に自信がない場合は、絶対に採らない、食べない、売らない、人にあげないようにしましょう。次の一覧表は、最近発生した有毒植物の誤食による食中毒事例です。

有毒植物による食中毒例
発生年月 発生場所 概要 症状
平成28年4月 秋田県 トリカブトをシドケと誤食 死亡
平成31年4月  秋田県 スイセンをニラと誤食 嘔吐
令和元年5月 秋田県  スイセンをニラと誤食  嘔吐 
令和元年5月 秋田県 トリカブトをシドケと誤食  しびれ 
令和元年6月 秋田県 イヌサフランをウルイと誤食 死亡
令和4年4月 秋田県 イヌサフランをギョウジャニンニクと誤食 死亡

 

 


よく似ている食用植物と有毒植物の写真

                                       *写真は消費者庁ホームページより抜粋

〈参考情報〉

厚生労働省ホームページ:有毒植物による食中毒に注意しましょう(外部リンクに移動します)