秋田県教育委員会では、教職員の多忙化防止に向けて、平成20年以降、「教員が実感できる多忙化防止対策」(平成30年度以降は「教職員が実感できる多忙化防止計画」)を策定し、各種対策に取り組みながら教職員の勤務時間の縮減や勤務環境の改善に努めてきました。

 教職員の勤務環境は依然厳しい状況にありますが、子どもたちに魅力ある授業を行うためには、教職員自身が心身ともに健康でなくてはなりません。

 そのため、県教育委員会では、単に教職員の多忙化を防止するに留まらず、教職員のワーク・ライフ・バランスを充実させること、及び、働き方の改善により教員が学ぶ時間を確保し自らの授業を磨くこと等を通じて子どもたちにより良い教育を行うことを目的として、新たに「教職員の働き方改革推進計画」を示すこととしました。

 本計画による取組を、県教育委員会、市町村教育委員会、学校が着実に実施するとともに、関係機関、家庭、地域の方々の御理解と御協力を得ながら、本県の学校における働き方改革を進めてまいります。