おすすめの一冊

 [113KB] 書名:三陸海岸大津波
 著者名:吉村昭
 出版社名:文春文庫刊
 
 
 
 
 
 
 

この本を選んだ理由は?

東日本大震災後、増刷されたこの本を読んだ。明治29年、昭和8年、昭和35年、青森、岩手、宮城の3県にわたる三陸海岸は、三度大津波に襲われ、人々に悲劇をもたらした。大津波はどのようにやってきたのか、生死を分けたのは何だったのか、被害、救援の様子を体験者の貴重な証言をもとに再現している本なので、震撼した。またその状況を当時の小学生が書いた作文を読むと、涙がとまらない本である。できれば、この本は、教科書に載せて欲しい一冊である。

この本をたとえるなら?

泣ける本。

どんな風に本を選びますか?

職業柄、時事や流行に敏感でないといけないので、ベストセラーもすぐ読みますが、増刷した、読み始めた読者が増えた、との情報が入った本はすぐに読みます!

本をいつ読みますか?

東京に住んでいながら、秋田はもちろん、札幌、福岡、名古屋でも仕事をしているので、移動時間に読むことが多いです。

どこで読むことが多いですか?

飛行機内、新幹線内、空港ラウンジなどで。

あなたにとって読書とは?

心と頭の栄養、知識の宝庫。