私の一冊

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 書名:吉里吉里人
 著者名:井上 ひさし
 出版社名:新潮文庫
 
 
 
 
 
 
 

東日本大震災で五城目町の住人が助けられた地区が岩手県大槌町の吉里吉里地区で、この地名から随分前に読んだ長編小説「吉里吉里人」を想い出し、久々に読み返した本です。
東北の一村落が、日本の経済・農業・医療等の政策に振り回され、日本から独立しようとするが、たった一日半で圧殺される内容となっており、井上ひさし流の斬新な表現と豊富な言語遊戯を堪能できる1冊です。

読書時間の確保で工夫されていることは

好きな本を、日常生活や仕事において空いている時間を工夫して読んでいます。

読書の効用として感じていることは

気持ちが落ち着き、気分転換にもなります。そして、様々なことに思いをめぐらす良いきっかけとなっています。

秋田県ブックリーダーとしてのメッセージ

本に親しむことにより生み出される感動と想像は、それぞれの未来への希望と夢につながっています。読書を通じたこころ豊かなひとづくりを応援します。