平成29年度秋田わか杉科学技術奨励賞の受賞者の決定について

2017年11月13日 | コンテンツ番号 29931

 この度、平成29年度秋田わか杉科学技術奨励賞の受賞者2名を決定しましたので、お知らせします。

 本賞は、若手研究者の研究開発意欲を喚起することにより、優れた若手研究者を持続的に輩出するため、平成19年度に創設したものです。今年度は、7月18日から8月16日の期間に募集を行いました。

 県内の大学、公設試験研究機関及び企業の推薦を受けた応募の中から、審査委員会による審査の結果、古屋 勇太 氏、丸山 貴司 氏の受賞を決定いたしました。(氏名50音順)

受賞者

古屋 勇太(ふるや ゆうた)氏

株式会社アスター 第2開発技術課 課長

研究テーマ:「占積率90%以上の超高密度を実現する革新的省エネルギーコイルの研究開発
       ~高出力・高効率なモーター/ジェネレーターによる低炭素社会化への加速~」

研究概要:

 世界中で消費されている電力の50%以上をモータが占めており、今後さらに加速する電動化において、モータ性能の向上が省エネに大きく貢献するといわれている。本研究は、モータに内蔵されているコイルの形状を、独自の工法を用いて最適化にすることにより、占積率(コイルの密度)と放熱性を極限まで高め、同サイズのモータであれば出力200%以上の飛躍的な性能向上を実現した。現在は、2020年のコイル量産化を目指して継続研究中。

受賞者

丸山 貴司(まるやま たかし)氏

秋田大学 医学系研究科 生体防御学講座 准教授

研究テーマ:「IκBファミリー分子を介した慢性炎症ループ機構の解明
                  –慢性炎症の治療応用を目指して-」

研究概要:

 増悪と緩解を繰り返しながら慢性化する難治性の自己免疫疾患として、シェーグレン症候群やリウマチなどが知られている。これらの疾患では、基質(上皮や軟骨など)の細胞死と免疫細胞の活性化により慢性炎症ループが形成される。これまでの研究では、IκBファミリー分子と呼ばれるタンパク質が、これらの疾患の慢性炎症ループの形成に担う役割を明らかとした。現在、新規治療薬の開発を目指した研究活動を進めている。

※今年度の募集に関する詳細、これまで(H19~H28)の受賞者については下記のダウンロードファイルをご覧ください。

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