第13回食料・環境・ふるさとを考える女性の会が開催されました

2017年10月27日 | コンテンツ番号 29654

第13回食料・環境・ふるさとを考える女性の会が開催されました!
                ~ 水土里ネットうご(羽後町土地改良区)~

 

 農業用ため池や水路、そして農業用水を汲み上げたり大雨を排水するポンプ等の施設は、土地改良区が運転・操作・維持管理しています。
 平成29年10月20日(金)、水土里ネットうご(羽後町土地改良区)は、普段目にすることの少ない農業用施設や土地改良区の活動を農家女性の皆さんからもっと理解していただこうと、「第13回食料・環境・ふるさとを考える女性の会」を開催しました。
 参加者は、水土里ネットうご組合員家族の女性で、管内の大戸揚水機場、皿ヶ台ため池、嶋田新田排水機場を視察した後、土地改良区の役割について研修しました。

 

大戸揚水機場

 

 大戸揚水機場は、羽後町西馬音内の155ヘクタールの農地へ農業用水を供給しているポンプ場です。口径400mmのポンプ2台が羽後大戸川から揚水し、羽後高校付近と役場付近の吐出水槽(2箇所)とその下流水路を通じて水が行き渡っています。
 現在、ポンプとモーターはオーバーホール作業のため工場へ運ばれており、残されたポンプ内部の状況を見ることができました。

 

大戸揚水機場

ポンプの内部

 嶋田新田排水機場は、大雨により雄物川が増水した時でも、地域からの排水を高尾田川から新町川経由で雄物川へ排水するためのポンプ場です。3台のポンプが水田ばかりでなく集落の湛水被害を防いでいます。

大戸揚水機場のポンプ 

大戸揚水機場のポンプ

 また、昨年度完成した皿ヶ台ため池を視察しました。こうしたため池の整備によって老朽化していた施設の災害が未然に防止されるほか、今後も地域の水田がため池によって潤されます。

皿ケ台ため池の視察風景 

研修風景


 研修では、土地改良区の役割について、農業用水を公平に配水しているばかりでなく、地域資源である農地、水、施設を管理していること、それには組合員である農家の合意により運営が行われていることが説明されました。

 参加者からは、
 「7月に大仙市や横手市で豪雨災害が発生して大変だったが、今日は土地改良区が災害の防止対応もしていると知った。」
 「うちの田んぼへは西馬音内川から水路で水を入れており、地域によってはポンプを使うなど水の確保に難儀していることがわかった。」
 「いままで土地改良区の負担金が大変と感じていたが、管理している施設を見ることで。こういうことに経費が掛かるのだと納得することができた。」
 「これからも様々な施設の維持管理をよろしくお願いしたい。」
といった感想が報告されました。

 また、
 「うちの上流には松倉ダムがあり、決壊したらどうしようと感じている。」
という質問もありました。
 これには、
・町内のため池は緊急性に応じて順次改修を進めており、松倉ダムは平成10~17年に改修したばかりであること。
・各ため池のハザードマップを作成しているので、もし手元に無いようなら土地改良区が提供できること。
を紹介しました。

 水土里ネットうごでは、今後もこうした活動を通じ、普段の取組の成果を組合員から理解してもらいたいと話していました。