オレンジ色のキアンコウが漁獲されました

2017年09月25日 | コンテンツ番号 28791

 [116KB]

             図1 キアンコウ

和 名:キアンコウ
学 名:Lophius litulon (Jordan, 1902)
分 類:アンコウ目アンコウ亜目アンコウ科キアンコウ属
大きさ:全長485mm、体重1.56kg
採捕日:2017年9月6日(水)
採捕地:由利本荘市松ヶ崎沖 水深140m
採捕者:浩栄丸 今井浩一氏
採捕漁業種:底びき網(かけ廻し)
主な分布:北海道~九州南岸の日本海・東シナ海沿岸、北海道~九州南岸の太平洋沿岸、瀬戸内海、有明海(中坊2013)。

 2017年9月6日、にかほ市金浦の漁協職員から「オレンジ色のアンコウが底びき網に入った。」との連絡があり、魚体をセンターへ提供して頂きました。
 センターで実物を見たところ、通常は黒みがかかった褐色をしている体色が、実に鮮やかなオレンジ色をしているのに驚きました。原因は不明ですが、この個体は背側の黒色素が著しく少ないために、非常に目立つ橙色になったと考えられます。
秋田県で通常アンコウと呼ばれている魚は、正式名称「キアンコウ」と「アンコウ」の2種類がいます。この2種は別種でありながら外見がとても似ています。秋田県で獲れるアンコウはほぼ全てが「キアンコウ」で、「アンコウ」はまれにしか獲れませんが、漁業の現場ではどちらもまとめて「アンコウ」の名称で出荷されます。
今回獲れた魚を調べたところ、「キアンコウ」でした。
記録によると、このような色のキアンコウは、過去には2013年4月にもほぼ同じ海域で漁獲されています。今後も色が変わっているなど珍しい魚がとれた場合は、水産振興センターにご一報ください。