秋田県立博物館 秋の展示企画

2017年09月22日 | コンテンツ番号 28747

菅江真澄資料センター 企画コーナー展
自筆本、秋の特別公開~雪の出羽路平鹿郡14冊

 重要文化財「菅江真澄遊覧記」89冊は、菅江真澄自身が秋田藩校明徳館に納めたものを中心に構成されています。当時から他地域を知る紀行文として、また秋田を知る書物として読まれてきました。
 遊覧記の特色のひとつが彩色された図絵で、実物の「菅江真澄遊覧記」はこれまで大事に保管されてきたため、現在でもその見事さを失っていません。
 これまでは企画展や特別展で何度か実物を紹介してきましたが、写本ではなく実物を見られる機会を増やしてほしいとの要望も数多く寄せられていることから、今回、「菅江真澄遊覧記」のうち、<<雪の出羽路平鹿郡>>の全14冊を公開します(一週間ごとに開帖部分を変更します)
 重要文化財「菅江真澄遊覧記」は平成10年から当館の寄託資料となっており、普段は非公開のため、この機会にぜひご覧ください。

期 間:平成29年9月20日(水)~10月9日(月・祝)
時 間:午前9時30分 ~ 午後4時30分
場 所:秋田県立博物館 菅江真澄資料センター
観覧料:無料


企画展「鳥海山の自然史」

 秋田県と山形県にまたがる標高2,236mの鳥海山は、東北では2番目に高い山で、その出で立ちから出羽富士とも呼ばれ、親しまれてきました。秋田県民歌に「秀麗無比なる 鳥海山よ」と歌われているように、鳥海山は、秋田を代表するものの一つに挙げられます。
 しかし、鳥海山は気象庁が常時観測を行う活火山の一つであり、最近では1974年にも小規模な噴火を起こしています。約60万年前から何度も噴火を繰り返し、その噴火活動により現在の鳥海山とその周辺の地形、自然環境が形成されました。
 豊かな自然環境は、国定公園として整備され、また昨年は鳥海・飛島ジオパークとしての認定もされています。この展示では鳥海山の特徴的な地質や生物を紹介します。 

展示構成
1、火山          概要、形成史、防災、地震(象潟)、埋もれ木
2、水の恵み        湧水の起源、湧水群、滝
3、鳥海山の生き物     イヌワシの生態の紹介、保護の取り組み
              鳥海山で見られる特徴的な昆虫や植物、獅子ヶ鼻湿原
4、鳥海山・飛島ジオパーク ジオパーク・各ジオサイトの紹介

期 間:平成29年9月23日(土)~11月12日(日)
時 間:午前9時30分 ~ 午後4時30分(11月から午後4時閉館)
場 所:秋田県立博物館 企画展示室
観覧料:無料


秋田の先覚記念室 企画コーナー展
後藤宙外と書簡 -「文壇との交流」と「生涯」-

 大仙市出身の後藤宙外は、払田柵跡の発見者として先覚記念室で紹介していますが、明治の中央文壇で小説家や評論家として活躍し、日本を代表する文豪との交流が伺える書簡が数多く見られます。
 明治元年より150年を迎えた今年、小説家や編集者、考古研究者など、多彩な顔をもつ宙外の生涯について、書簡を通して紹介します。
 また、払田柵跡は、現在も県や大仙市を中心に発掘調査が行われていることから、遺跡に関連した木簡や土器片も同時に展示します。

展示資料
・後藤宙外書簡《ありのすさび原稿、闇のうつつ原稿、明治文壇回顧録》
・払田柵址略図(美郷町教育委員会)
・払田柵跡出土品(払田柵跡調査事務所)
・肖像写真(泉鏡花記念館・早稲田大学演劇博物館・日本近代文学館)

期 間:平成29年9月23日(土)~11月26日(日)
時 間:午前9時30分 ~ 午後4時30分(11月から午後4時閉館)
場 所:秋田県立博物館 秋田の先覚記念室
観覧料:無料

秋田県立博物館公式ホームページ