秋田白神自然ふれあい構想

2006年05月31日 | コンテンツ番号 279

 世界遺産の周辺地域において、その豊かな自然の適切な保全と自然とのふれあいの促進を通じて、県民が誇りを持って白神山地世界遺産の自然を確実に次世代に継承していくことを目的に、この構想が策定されました。概略は次のとおりです。(構想の詳細は、末尾からダウンロードできます。)

保全・活用の理念と基本方向

1.白神の森の多様な生物の保全 

  • 野生生物のための回廊(生物軸)の形成
  • 県立自然公園、国有林制度等の活用による自然環境の適切な保全
  • 研究拠点の整備と研究ネットワークの構築

2.環境への負荷の少ない持続可能な地域づくり 

  • 農林漁業との共存と秩序ある利活用の促進
  • 良質な「水」の安定供給に配慮した持続可能な森林整備の促進
  • 「水」を軸とした地域づくりの促進 

3.感性と大交流時代への対応

  • 白神山地のエコミュージアム化による交流の促進
  • 市民参加型の「森」づくりによる交流の促進
  • 白神ネットワークの整備による交流の促進

基本理念を実現するための5つのプロジェクト

1.ハタハタの森づくりプロジェクト

森づくり事業 

広葉樹林化
「水」に配慮した森林施業

市民参加

ブナ林等復元イベント
川づくり運動

支援事業

森づくりセンターの整備
ブナ苗木等の育成
ボランテイアネットワークの形成

川づくり事業

多自然型川づくり
農村自然環境の整備

2.野生生物エコランドづくりプロジェクト

野生生物のための回廊の形成

貴重な種、貴重な生態系の保護・保全
大型哺乳類、鳥類、水生生物等野生生物の移動、分散軸の設定・形成
全県的なネットワークとの連続性確保

野生動物と林業の共存を目指した面的森林整備

生物多様性の維持・回復
野生生物に配慮した森林施業

3.白神エコミュージアムづくりプロジェクト

自然ふれあい施設等の整備

利用拠点、フィールド拠点、エコツアールート等の整備
自然ふれあいフィールドの保全・整備
利用プログラムの開発
展示・情報施設の有機的連携

アクセス道路網の整備

人材の育成

ボランテイア、ガイド

4.白神情報ネットワークづくりプロジェクト

インターネットを活用した情報ネットワークの構築

その他広報活動・情報サービス

5.生態系研究施設づくりプロジェクト

白神生態系研究所(仮称)の設置

研究ネットワークの構築