「食品加熱」と食中毒予防

2017年08月09日 | コンテンツ番号 27714

 

 

 暑い日が続き、職場の方々、家族や友人同士など様々なグループで「焼肉」や「バーベキュー」など食事を楽しむ方が増える季節となりました。

 また、この時期は様々なお祭りやイベントなど屋外での串焼き、やきとりなど生の食肉が取り扱われる機会が増える季節でもあります。

 食肉が関係する食中毒には、カンピロバクター、サルモネラ属菌、腸管出血性大腸菌などの細菌が原因となった例が多くあります。

 細菌は、高温多湿な環境を好みますので、細菌にとって、夏季は一年のうちでも過ごしやすく快適で、増殖しやすい季節なのです。

   食中毒予防の3原則として、「清潔(付けない)」「迅速(増やさない)」「温度管理(加熱又は冷蔵)」がありますが、食肉の取り扱いでは、十分な加熱が最も効果的です。    

  調理の際は、生の状態から加熱された状態へと肉の色の変化を十分観察する必要があります。(中心部で75℃、1分間以上の加熱が目安です。)

 なお、せっかく加熱状態(火の通り具合)を確認しても、生肉に使用した調理器具(箸やトングなど)をそのまま焼きあがった肉に使用したり、他の料理に使用しては、食品の二次汚染を起こしてしまいますので、生肉用とそれ以外は区別して使いましょう。

 食鳥肉や食肉の加熱不足が原因とされる食中毒が、全国で繰り返し発生しています。

 特にカンピロバクター食中毒は、細菌性食中毒の約6割を占め、全国で年間約300件、約2,000人の患者が発生しています。鶏肉は十分な加熱調理を心がけましょう。

 また、豚肉や食肉等の食中毒についても、サルモネラ属菌、腸管出血性大腸菌などの危険性に留意し、生焼けにならないよう十分な加熱調理を行ってください。

※ハンバーグやミートコロッケなどの冷凍食品やそうざい半製品の加熱調理は、それぞれの包装等に記載されている調理方法を確認し、食品の中心部まで十分加熱 してください。

【注意】 そうざい半製品の加熱不足が原因となった食中毒が発生しています。