家屋等が浸水した場合の消毒方法と衛生対策

2017年07月27日 | コンテンツ番号 27335

大仙保健所

1 家屋等が浸水した場合
 家屋等が浸水した場合は、洗浄により十分に汚れを除去して、乾かした後、消毒するようにしてください。高圧洗浄機を用いると効果的に洗浄できます。(消毒は、洗浄後でないと、効果を発揮することができません。)

2 衛生対策について
 家屋等が浸水した場合、次のとおり洗浄および衛生対策をおこなってください。作業は、マスク、手袋、長靴を着用してください。消毒剤を使用する場合は、目の保護のためゴーグルを着用してください。また、ガレキやゴミを取り除く場合は、革手袋や安全靴の着用をお勧めします。

●床下浸水の場合
  室内は、食事や睡眠など生活をする場所のため、泥や汚れを十分に取り除いた後、消毒を行いましょう。

①家の周囲や床下などにある不要な物や汚泥などを片付けてください。
②床下はスコップや流水を用いて汚泥を取り除いた後、雑巾などで吸水し、扇風などにより強制的に換気するなど乾燥につとめてください。
③食器類や調理器具などは、水洗いして汚れをきれいに洗い流してください。

●床上浸水の場合(床下浸水の対策に加えて)
①水が引いた後、濡れた畳や家の中の物を片付けてください。
②汚れた家具や床・壁などは、水で洗い流すか、雑巾で水拭きするなどしてください。

●食中毒、感染症の予防
①十分に手洗いを行ってください。
 特に調理や食事をするとき、トイレの後には、流水・石けんによる手洗いを十分に行ってください。また、床上や床下浸水をした地域では、汚物が流出しています。感染症予防のため、手洗いを励行してください。
②浸水した調理器具等を使う場合は熱湯などで消毒をしてから使用してください。
③飲用に適した水を飲んでください。浸水した井戸水は安全が確認されるまで使用を控えてください。
④水に浸かった食品や、停電により保存温度が保てなかった要冷蔵・冷凍食品はできるだけ廃棄してください。
⑤避難所等で調理した食品は、できるだけ早く食べ、残った食品は廃棄してください。
⑥加熱して調理する食品は、中心部まで十分火をとおしてください。(中心部の温度が85℃で1分30秒以上の加熱)
⑦発熱、下痢、腹痛などの症状があった場合は、早めに医療機関を受診してください。


3 浸水後のかび及び悪臭対策
 浸水後の家屋は、かびと悪臭の発生が問題となりますので、汚れを完全に取り除き十分に乾燥させてください。
●床上の対策
①きれいな水を使って汚れを完全に取り除きます。タンスなども移動して下の汚れを取り除きます。
②風通しを良くして十分に乾燥させます。
③かびや悪臭防止のため、浸水した床面、家財などを0.1%塩化ベンザルコニウムを含んだ雑巾で拭き取ります。
④冷蔵庫や食器棚は消毒用アルコールを含んだペーパーで拭き取ります。アルコールは引火性のため火のそばでは絶対に使用しないでください。
⑤その他、酸化作用による除菌効果のある環境除菌・洗浄剤が市販されています。


●床下の対策
①床下の汚れを完全に排水してください。その際、水中ポンプがあれば便利です。
②その後、扇風機を使って十分に(1週間程度)乾燥してください。
③乾燥後、床下の土面の汚泥をスコップで取り除いてください。

4消毒方法について
 消毒薬は、過剰に使用すると人の健康や環境に影響を与えることがあります。使用は必要最小限とし、使用の際は、取扱説明書に従い、事故が起こらないよう注意してください。また、消毒方法については、市・町で決めている場合がありますので、その場合は市・町の指示に従ってください。

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