課室長ペンリレー

2006年07月25日 | コンテンツ番号 1784

北国の夏

観光課 政策監 長谷部 勝

 はじめまして、4月から観光課で仕事をしております長谷部と申します。
 観光行政は、県庁生活を既に30年経過しましたが、初めての職務経験であり、日々新鮮な気持ちで仕事をさせて頂いております。
 甲子園大会の県予選が始まり、母校の勝敗に一喜一憂するようになると、漸く秋田にも夏が来たのを実感します。今年は、母校も優勝候補の1つに挙げられており、甲子園への期待も大きいのですが、どうなることか・・これが配信される頃には、既に結果が出ているとは思いますが・・
 さて、近年は、秋田も地球温暖化の影響か、以前よりはだいぶ暑く感じるようになりましたが、それでも首都圏や関西圏のような猛暑に比べれば、大変過ごしやすいのではないかと思います。こんな季節感とは別に、これから県民はお祭りに燃える暑い季節を迎えます。
 これからの秋田は、全国的に有名な「竿燈まつり」は、言うまでもないことですが、土崎の港曳山まつりを皮切りに、竿燈まつり、能代ねぶながし、湯沢の七夕絵どうろうまつり、西馬音内の盆踊り、一日市や毛馬内の盆踊り、鹿角市の花輪ばやし、大曲の全国花火競技大会など、7月から8月にかけて北国の短い夏を惜しむように、それぞれの地域がお祭りに燃えます。
 折角の機会ですので、私のお気に入りのお祭りについて、「竿燈まつり」は、みちのく3大まつりとして余りにも有名なので、それ以外のいくつかの見所をご紹介します。
 まずは、毎年8月19日と20日の両日にわたって開催される鹿角の「花輪ばやし」です。これまで2度ほど見に行きましたが、絢爛豪華な屋台が町内毎にそれぞれのお得意なお囃子の演奏とともに、駅前広場に入場し、流麗なお囃子の競演とともに、駅前広場に10町の屋台が勢揃いする様は、まさに華麗で圧巻です。

写真:花輪ばやし

 花輪囃子が、動の祭なら、次に紹介する「湯沢の七夕絵どうろうまつり(8月5日~7日)」は、静の祭である。華麗な浮世絵美人が描かれた七夕絵どうろうに灯りが灯る様は、まさに幻想的であり、道行く浴衣美人とのコントラストが、何ともいえない優雅な雰囲気を醸し出しています。

写真:湯沢の七夕絵どうろうまつり

 最後に、残念ながら私も、まだ見に行ったことがなく心残りなのが「西馬音内の盆踊り(8月16日~18日)」です。亡者を思わせる彦三ずきん、編み笠を深くかぶった女性達がたおやかに踊る様は、この世のものとは思えないほど、幻想的な魅力に溢れ、観る人を惹きつけて離さないとは聞いていますが、残念ながら実際には観たことがありません。是非、実物を近いうち見に行きたいと思っています。

写真:西馬音内の盆踊り

 まだまだ、ご紹介したいお祭りもありますが、紙面の都合もあり、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。秋田の夏祭りは、激しい動のものから優雅な静のものまで、バラエティに富んだお祭りで溢れています。みちのくの短い夏を精一杯楽しもうという県民の熱いエネルギーが、こうしたお祭りを生んだ源かもしれません。是非、皆様にも一度は足をお運び頂ければ、うれしい限りです。また、機会があれば、別の観光についてもご紹介したいと思います。