「雇用労働政策課」からこんにちは

2006年04月27日 | コンテンツ番号 1631

雇用労働政策課長 加藤純子

 今冬の大雪の捨て場所となった県庁中庭の駐車場にアルプスのようにそびえ立っていた巨大な雪山も日に日に小さくなり、今はほんの少し黒い雪の固まりが名残惜しそうに鎮座しています。出勤時この“雪山”を見るたびに、春は本当に来るのかと心配になったものですが、ようやく秋田にも春爛漫の季節が巡ってまいりました。

 皆様、こんにちは。そして、はじめまして。
 この4月から、雇用労働政策課長をしております加藤純子と申します。出身は男鹿市です。寒風山(かんぷうざん)の麓で生まれ、大晦日は「なまはげ」の来訪に胸を高鳴らせ、夏は日本海で水浴びをして育ちました。新米ではありますが、ふるさと男鹿で培った「しなり強さ」で頑張りますので、叱咤激励の程よろしくお願いいたします。

写真:日本海
日本海
写真:なまはげ
なまはげ

 さて、本県の重要課題である雇用環境の改善とAターン促進など定住対策を強力に推進するため、この4月、「雇用対策室」と「労働政策課」がひとつになり、「雇用労働政策課」として新たなスタートを切りました。

 県内の雇用情勢は、新規高卒者の就職内定率が順調に推移するなど、一部に明るさが見られるものの、有効求人倍率が0.63倍(2月末)で全国平均の1.04倍と比べて格差が拡大しているなど、依然厳しい状況が続いております。
 特に若者の場合、失業率や早期離職の割合が高いほか、社会的自立の遅れや、職業意識の低下などが大きな課題となっています。
県では、若年者の就職を支援するため、様々な事業を実施しておりますが、その中から「若年者ワンストップセンター」(フレッシュワークAKITA)をご紹介いたします。
  「若年者ワンストップセンター」では、職業意識の啓発、カウンセリング、職業紹介など一貫した就職支援活動を行っています。
 場所は、秋田市御所野の秋田テルサ3階と、北部サテライトが大館市に、南部サテライトが横手市にあります。
 対象は、中学生・高校生から30歳代までの方です。
平成17年度は、延べ1万6千人程が利用されています。就職した方は1,333人で、そのうち649人の方がカウンセリング利用者です。
 平成18年度からは、新たに、グループカウンセリングやメールによる相談も行うことにしております。

 さて、最近は、本人からの相談に加えて、家族からの相談や、親子同伴で相談に訪れるケースも見られるようになりました。
 たとえば、「子どもがひきこもり状態にあり、その状態から何とか脱して就職してほしい」といった家族(特に母親や、おば、祖母など女性が多い)からの切実な相談や、最初は親同伴で来所するものの、2回目以降は1人でカウンセリングを受けコミュニケーションが取れるようになった若者など。

 社会になかなか一歩を踏み出せない若者の問題は、本人や家族だけでは解決が困難な場合もありますから、一人でも多くの皆さんからご利用いただければと思います。
そのためには、いかにして当センターに足を運んでもらうかが、今後の課題です。
一度足を運んでさえいただければ、あとは、一人ひとりの実情に応じて相談に乗ることはできるのですが……。そして、若者自身が何を目指すのか、自分には何が不足しているのか、これらを知るための手助けをしていくことが当センターの役割ととらえています。

おわりに
元気な秋田づくりを推進していくため、県では産業の活性化を図りながら若者の定住を促進するとともに、雇用の場の創出に努めているところですので、皆様の一層のご理解とご協力をお願いいたします。