渡部家住宅 鹿角市)

渡部家住宅

 主屋

[鹿角市]

 土蔵
 門

渡部家住宅主屋の概要

 渡部家は、花輪代官所の役人を務めた在郷武士の家系をひく旧家である。
 中世城館である石鳥谷館跡に位置する渡部家住宅は、その規模の大きさと上質な用材や造作に特色があり、特に、来賓用の小座敷や、坪庭を挟んで対をなす24畳半敷きの大座敷には、槐(えんじゅ)や桐がふんだんに用いられている。
 また、当家の記録から上棟年と大工棟梁浅利重吉が判明している。

写真:渡部家住宅 主屋
渡部家住宅 主屋