「守りたい秋田の里地里山50」 認定地域紹介

2016年10月26日 | コンテンツ番号 16246

県では、農山村地域の農地等が有する多面的機能を県民共有の財産として次世代に引き継ぐため、住民が主体となって優れた景観を維持管理していることに加え、自然・文化・歴史・人など多様な地域資源を活用し、環境保全・交流活動等にも取り組んでいる地域を、「守りたい秋田の里地里山50」として認定しており、平成27年度は14地域を、平成28年度は10地域を認定しました。

写真:守りたい秋田の里地里山50 かかし

認定された地域で取り組まれている活動を優良事例として紹介し、普及啓発を行うとともに、地域の魅力を広く発信することなどにより、オーナー制、農作業体験などを通じた交流拡大のための取組や、地域活性化に取り組む団体等と地域住民が協働して行う活動などを支援することにしています。

なお、「50」は、同様の活動等に取り組む地域が、将来的に県内で50以上となるよう目標数値として掲げたものであり、今後も募集を行っていくことにしています。

写真

平成27年度認定地域

1 小割沢 (こわりざわ)

鹿角市八幡平小割沢

写真:小割沢の景色

ここは、三方を山に囲まれ、標高も300mと高く、年間を通じて冷涼な気候。積雪も多く典型的な中山間地。耕畜連携に取り組んでいる。写真は鹿角短角牛。

写真:鹿角短角牛

2 茂内屋敷 (しげないやしき)

大館市雪沢字茂内屋敷

写真:茂内屋敷の景色

長木渓谷を中心に水田が広がり、近傍では旧小坂鉄道を利用したレールバイクを楽しめる。田植え後には、茂内屋敷鹿嶋太鼓が打ち鳴らされる。 ※レールバイクの詳細は「大館・小坂レールバイク」までお問い合わせください。(電話0186-50-2555)

写真:レールバイク

3 阿仁小様 (あにこざま)

北秋田市阿仁小様

写真:阿仁小様の景色1

阿仁鉱山ゆかりの史跡が今も多く残っている。また「そば収穫祭」「小様酒和会」などのイベントも盛ん。

写真:阿仁小様の景色2

4 阿仁戸鳥内 (あにととりない)

北秋田市阿仁戸鳥内

写真:阿仁戸鳥内の景色2

この地域のほぼ中間地点で北側方向を望むと、マタギが「神の山」とあがめる森吉山と棚田の絶景を楽しめる。

写真:阿仁戸鳥内の景色2

5 横倉 (よこくら)

山本郡藤里町藤琴字横倉

写真:横倉の景色1

棚田オーナー制度に取り組み様々な人達との交流も盛ん。また更に林道を進むと江戸時代に作られた水無沼があり景観を楽しむことができる。

写真:横倉の景色2

6 安全寺 (あんぜんじ)

男鹿市北浦安全寺

写真:安全寺の景色

「男鹿安全寺里山の美田オーナー」を募集!農業体験の他に四季に応じた伝統料理や地域文化の魅力を体験できる。

写真:農業体験

7 横岡 (よこおか)

にかほ市象潟町横岡

写真:横岡の景色

後方に鳥海山、前方に日本海を眺め、野菜の収穫、そば打ちなどグリーンツーリズムの魅力を味わえる。

写真:横岡での体験

8 余目 (あまるめ)

大仙市内小友高寺、元木、落合、太田、七頭、寺山

写真:余目の景色1

地域のシンボルとして夏の夜を彩る「ホタル」。6月中旬から7月上旬に「ビオトープ公園」上流の小川では、その淡い若葉色の光の軌跡を楽しめる。

写真:余目の景色2

9 塚須沢 (つかすざわ)

横手市大森町八沢木字塚須沢

写真:塚須沢の景色

地域の野菜を使った漬け物作り、ホタル観賞、魚捕り、しめ飾り作りなど季節の体験を取り入れ五感を使った交流が魅力。

写真:塚須沢での体験

10 三又 (みつまた)

横手市山内三又

写真:三又の景色

三又営農生産組合の耕作放棄地を利用した「三又観光わらび園」は、シーズン中、県内外のお客でにぎわう。

写真:三又観光わらび園

11 狙半内 (さるはんない)

横手市増田町狙半内

写真:狙半内の景色

毎年2月、沿道約10kmに、小さな雪洞を掘り3000本のろうそくを灯す「幻灯(げんとう)」が開催される。その際の甘酒、豚汁など振る舞われ地域でのおもてなしがうれしい。

写真:幻灯

12 土沢 (つちさわ)

湯沢市山田字北土沢

写真:土沢の景色

平安時代後期の高さ約4.5mもの「十一面自在観音立像」が土澤山神社に安置。「タニシ観音」として住民から崇拝されている。

写真:土澤山神社

写真:十一面自在観音立像

13 中ノ台 (なかのだい)

湯沢市皆瀬字中ノ台

写真:中ノ台の景色

毎年4月の虚空蔵神社祭(豊作祈願)、9月の虚空蔵神社祭(収穫のお礼)、2月には山の神祭(山の産物祈願)。伝統文化が盛ん。

写真:中ノ台の神社

14 岩井川 (いわいかわ)

雄勝郡東成瀬村岩井川

写真:岩井川の景色

享保10年(江戸時代)に築立され岩井川神社があり、毎年5月に神社の祭典が開催され後世に伝統行事を継承している。

写真:岩井川神社

平成28年度認定地域

15 別所 (べっしょ)

大館市十二所字垢離場

写真:別所の景色

地域一体となって農地の管理を行い、優れた景観を維持している。また、地域外の利用者も多い共同浴場「別所温泉」を、50年以上も運営管理しているほか、推定樹齢約400年「三本マッカの杉」を守り続けているなど、地域活動も盛んに行われている。

写真:別所温泉

16 八木沢 (やぎさわ)

北秋田郡上小阿仁村沖田面字八木沢

写真:八木沢の景色

協働活動による農地の保全管理により、非常に優れた景観を維持していることに加え、八木沢集落の大自然を舞台とした芸術文化活動「かみこあにプロジェクト」の開催や、地域おこし協力隊の受け入れなどを通じ集落の維持・活性化が図られている。

写真:八木沢 かみこあにプロジェクト

17 中台 (なかだい)

山本郡八峰町峰浜水沢字中台

写真:中台の景色

耕作放棄地がなく維持管理が行き届いており、白神山地を見上げる景観が素晴らしい。また、多面的機能支払制度を活用し、地元の小学生と一緒にひまわりの播種を行うなど交流が図られている。

写真:中台 ひまわり

18 谷地田 (やちた)

南秋田郡五城目町内川浅見内字谷地田

写真:谷地田の景色

嘉永2年に造営された堂ノ下神社を背景に里山の美しい田園風景が広がる地域。「お互いさまスーパー創設事業」を活用して「みせっこあさみない」を開設し、地域住民だけでなく多くの人々との交流が図られている。

写真:谷地田 みせっこあさみない

19 黒土 (くろつち)

南秋田郡五城目町内川黒土

写真:黒土の景色

川が織りなす曲線に沿って広がる田園に赤い鳥居がアクセントとなっている景色はとても素晴らしい。鳥居の後ろにあるスギとイチョウの木は、紅葉時期の10月末から正月にかけてライトアップされ、また違った美しい風景が堪能できる。

写真:ライトアップ

20 帝釈寺 (たいしゃくじ)

南秋田郡五城目町馬場目字帝釈寺

写真:帝釈寺の景色

廃寺となった帝釈寺跡は、推定樹齢700年のケヤキがある農村公園として、周辺の農地とともに地域住民が一体となって保全管理しており、非常に優れた景観を維持され、“癒やし”の空間が提供されている。

写真:帝釈寺跡

21 須郷 (すごう)

由利本荘市東由利黒渕

写真:須郷の景色

集落全員で農地を保全管理し、美しい景観を維持している。また、集落全員で記録選択無形民俗文化財である「しめ張り」(ワラで作った大蛇を模した“魔除け”の設置)を守り続けている。

写真:須郷 しめ張り

22 七滝 (ななたき)

仙北郡美郷町六郷東根字下七滝

写真:七滝の景色

地域の背後にそびえる「七滝山」と、その裾野に広がる棚田の景観が優れている。「七滝山」は水源かん養保安林に指定されており、毎年、水や森の大切さを学んでもらうために町内の小学4年生を対象として植樹事業を行なっている。

写真:七滝 植樹事業

23 落合 (おちあい)

雄勝郡羽後町軽井沢字落合

写真:落合の景色

山に囲まれた不整形田でありながら、水路や畦畔の草刈り等の手入れが行き届いており、築100年を超える茅葺屋根の民家が現存するなど、農村の原風景にふさわしい景観が維持されている。

写真:茅葺屋根の民家

24 手倉 (てぐら)

雄勝郡東成瀬村椿川

写真:手倉の景色

不整形田と整形田が混在し、特に対岸からの景色が優れている。かつて太平洋側と日本海側を最短で結ぶ「仙北道」監視のため、江戸時代に手倉御番所が設けられた地域で、現在も住民によりその石碑が守り継がれているなど、歴史的にも意義の深い地域である。

写真:御番所の石碑

図:あけびの絵