労働組合の資格審査

2015年07月22日 | コンテンツ番号 130

1 労働組合の資格審査とは・・・

 労働組合は、自主的に組織され、民主的に運営されるものです。そのため、労働組合を結成しても、どこにも届ける必要はありません。
 ただし、次の場合には、労働組合法で定められた一定の資格要件を備えた労働組合であるかどうか、労
働委員会による資格審査を受けなければなりません。

  1. 労働組合が労働委員会の労働者委員の候補者を推薦する場合
  2. 労働組合が不当労働行為の救済を申し立てる場合
  3. 労働組合が労働協約の一定地域の労働者への拡張適用を申し立てる場合
  4. 労働組合が法人登記をするために資格証明書の交付を受けようとする場合
  5. 労働組合が職業安定法で決められている無料の職業紹介事業、無料の労働者供給事業の許可申請を行う場合          

 資格審査は、このような手続を行う場合に、そのつど改めて行うことになっています。

労働組合資格審査の流れ


図:資格審査フロー図

審査は、おおむね次の点について行います。

  1. 労働者が主体となって自主的に労働条件等の維持改善を目的として組織する団体であるかどうか。
  2. 使用者の利益を代表する人が加わっていたり、使用者から組合運営のための経費の援助をうけてい
    ないかどうか。
  3. 組合規約が、民主的な組合運営に必要な条件を備えているかどうか。