平成28年7月4知事記者会見

2016年07月06日 | コンテンツ番号 11136

(幹事社)

 今月幹事社の秋田魁です。よろしくお願いいたします。本日は、県から発表事項があるということですので、佐竹知事、お願いいたします。

(知事)

 タイとシンガポールへ先週行ってまいりました。これは県、あるいは市町村の一部、また、県内の産業界、金融機関等々、民間の方もかなり多くの参加者がおりまして、タイとシンガポール、合わせて80数名、それぞれ色々なイベント、あるいは折衝がありましたので、全体が一会ということは少なかったんですけれども、様々な面の売り込み、あるいは交流の折衝を行ってきたわけでございます。

 まず、タイでは、これまで取り組んでまいりました交流事業を一層加速化するために、オール秋田で秋田を売り込む集中プロモーションを実施しました。特にバンコク郊外に大規模なモールがございまして、この広場で秋田フェアを実施いたしました。様々なセットを作っていただいて、秋田らしい演出の中で秋田の芸能、あるいは食、また、秋田からお店屋さんが行ってますので、様々なイベントを実施し、秋田の物産をPRいたしました。ここは富裕層が集まる大規模なモールで、モールには屋根がかかっていますので、暑さもある程度しのげますので、かなり人が集まったようでございます。
  私も現地の方と記念写真を撮ったり、また、ウー(タナコーン・ポセーヤノン氏)さんですか、秋田のPRをしていただくために観光大使ということで任命式を行いまして、2人で対談、あるいは掛け合いの漫才みたいなことをやりました。秋田牛も大変好評でございました。

 また、そのバンコクでは、今回その秋田牛を使っていただけるお店が、今一気に6店舗できました。その秋田牛の店という秋田杉のプレートを店の前に貼ってくれるということで、ほかの松坂牛や神戸牛の店がございますけども、一気に秋田牛の店も高級レストランを中心に6店舗出来ました。また、もう2店舗ありますけども、ここは色々な牛肉を出してますけれども、メニューには秋田牛という表示がされるようであります。
  また、食の分野、あるいは観光の分野、様々な面で現地との観光業者とも、秋田の課題について教えていただいて、これからその課題について、我々しっかり取り組むことによって、まだ観光客が秋田に送れるということで確認をしてまいったところでございます。

 また、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの関係でございますが、いずれバドミントン協会の会長さんともお話し合いをしまして、また、政府のスポーツ庁の幹部とも交渉をしてございます。今のところ、なんと日本の10県からタイに対してキャンプの要請があって、10県の競争ということです。
 ただ、いずれ秋田は、日タイの交流協会もできてますし、また、県人会の皆さんが、かなり頑張ってもらっていると。また、地元の、例えばバドミントン、あるいは様々な面で秋田についての受入態勢も、ある程度タイの方でも確認をしてございます。そういうことで、まだ決まりませんけれども、秋頃にまでは、あちらの方で選択をしたいということで、10県の中では、これはあくまでも希望的観測ですけれども、かなり上の方に位置するんじゃないかということで、引き続き様々なルートからこれを推していっております。

 いずれそういうことで、特にバドミントンは美郷町の体育館、あそこは国体のときにバドミントン用につくりましたので、そういう意味で実際タイの選手も来ていますし、また、バドミントン以外についても、できれば様々な秋田で練習ができるものについて、なるべく多くのキャンプ地としてこれをお願いするということで今やっております。
  また、タイからも、もう既に先生方来てますけれども、秋田の小・中学校の学力日本一ということで、タイの学校もいっぱいありますけれども、やはり秋田に例えば旅行にくるとかそういうことになりますと、やはり富裕層の入っている学校ということで、ワチュラウッドという学校とワタナ・ウィッタヤヤアカデミー、これ女子校ですけれども、この二つのエリート校と覚書を締結したところでございます。

 いずれ秋田への教育旅行、修学旅行のようなものについて提案しましたので、前向きに検討したいということで、特に学校の方はラグビーが学校の校技ということで、ちょうどあれは幼稚園から高校まで一貫教育、高校ラグビーのスポーツ交流ができないかということで、秋田は秋田工業等、ラグビーが強いところがありますので、秋田に来れば高校のラグビーは十分レベルの高い戦いができるということで、そういう情報交流もしてございます。

 また、シンガポールに行きまして、これ非常に忙しい日程でございまして、シンガポールはわずか一日でございましたが、花蝶シンガポール店という、東南アジアにたくさん店をかまえている銀座花蝶というレストランチェーンで、かなり大きなお店ですが、どちらかというと、VIP層、あるいは富裕層の出入りする店ですけれども、ここで秋田フェアということで、秋田牛のほかに、とんぶりやギバサ、それから鯛、とにかくお酒も含めて、色々ものを持っていってPRしてまいりました。やはりシンガポール、暑いんですよ。タイのバンコクに比べても、まだ暑いです。面白いことに子どもさんを連れてきた方がいらっしゃいまして、三種のジュンサイ、あれが出るんです。あれを、冷たくしてポン酢をかけると、好きなんですね、暑いものですから、つるつるっと。
 それから、稲庭うどんの冷たいのも出てます。ただ、ものすごく暑いですから、きりたんぽはちょっとどうかなという、ただ、特にタイなんか北の魚、南の魚じゃ、我々からするとピンクだとかね、ブルーのちょっと余り気持ちのよくない魚、ですから、北の寒いところの魚が、非常に身が締まっているということで好きなようです。

 また、すごく高いんです。今回、タイ、男鹿の魚を冷凍で持っていって、薄く切って刺身にしてお寿司、あるいはカルパッチョですか、あああいうものにしたら、ものすごく好評でした。ですから、むしろ秋田牛プラスお魚も、北の魚、秋田の魚を、どんどん送ってくれというオァーもございまして、これからどうやってやるかということで、いずれこの辺も具体的に進むと思います。
  特にこのイベントは今年が日本とシンガポールの外交樹立50周年なんです。そういうことで、篠田さんという駐シンガポール特命全権大使にも参加をしていただきまして、ご挨拶をいただいて、政府の後援もいただいて、いずれシンガポールの主要な飲食業関係には、かなりPRが行き届いて、店内が超満員というそういう状況でございました。

 シンガポールは所得が1人当たり6万ドルですから、日本の倍ですか。非常に富裕層が多い。やはり高級食材は幾らでも売れるということで、人数は少ないですけれど、あそこは500万人ちょっとですから、市場としては少ないですけれども、超高いものが売れるということで、一つのマーケットの捉え方として、いいのではないのかなということで、これから花蝶さんが秋田の食材をどんどん使うということで、その花蝶さんの系列を使って、ベトナムにもありますから、あるいは同じその協定しているイタリアンのレストランとか、中華レストラン、そういうところもありますので、そういうところにも色々なものを出せるんじゃないかということで期待をしてございます。

 いずれあちらのトップの方とお話しますと、やはり秋田にも何回も来ている方もいますので、これから秋田の観光のもち方、あるいは、こういう秋田の物産の売り方について様々なアドバイスをいただきました。いずれも我々がなかなか気が付かない面もございますので、こういうことを、しっかり伺って、これをいかに実現するかというのが一つの鍵となります。ですから、今日も朝の部長会議で伺ったことを各部局に流しまして、早急にその対応をとるようにということで、そういう中でインバウンドについて、あるいは秋田の食品についての海外の輸出について増やしていきたいと思ってございます。私からは以上です。

(幹事社)

 ありがとうございました。
 この件に関して質問ある社は、よろしくお願いします。

(記者)

 バンコクで秋田牛を扱ってくれる高級レストランを中心とした6店舗は今回の訪問で正式に決定したということになるんでしょうか。

(知事)

 あちらのバイヤーもございます。そのバイヤーとはやり取りをして、今まで交渉して、私ども行くときにまで決まったということです。北都銀行の事務所に連絡所がありますから、そこでやってもらったり、その前に色々なやり取りをして、肉を扱ってくれるその大元がありますので、その方は日本語がペラペラで、秋田にも何回も来てますので、私も会ってお願いをして、それで今回行くまでその話をまとめていただいて、そのプレートの交付式をやったということです。

(記者)

 この秋田杉製の秋田牛と書かれたプレートをお店の前に立ててくれるという、それが。

(知事)

 そのお店では、秋田牛のステーキだとか、そういう焼肉を扱うということです。

(記者)

 その6店舗が秋田牛の秋田杉のプレートを立ててくれるということですか。

(知事)

 はい。

(記者)

 プラス2店舗あるとおっしゃってたのは。

(知事)

 これは秋田牛だけではないものですから、今、もうちょっと、増やしてもらって、そういうところも、この6店舗プラスこれからもっともっと広げたいんです。ですから、やはり秋田牛の6店舗の実績が出てきますと、うちでも扱いたいということが出てきますので、やはりそこら辺が、我々のこれからの努力と、そのバイヤーとのやり取りです。

(記者)

 わかりました。ありがとうございます。

(幹事社)

 ほかにございませんでしょうか。

(記者)

 バドミントンの誘致の件ですけれども、これは秋田県以外の10県からほかに要請があるということですか。

(知事)

 バドミントンも含めてです。バドミントンの10県というよりも、バドミントンも含めて、タイに何らかのそのキャンプを求めているのが秋田県も入れて10県。ですから、各々違いますけれども、我々は実はバドミントンプラスできれば、全選手というわけにいきませんけれども、やはりカヌーとか、カヌーはできます、秋田で。秋田でできないものもありますので。ただ、できるだけ多くの種目をということで今お願いをしてます。最低限バドミントンはお願いしたいと。

 ただ、これも10県のうちに何県がバドミントンに手を上げているかわかりませんけれども、いずれかなり各県とも、足繁く色々なルートでやっているようですので、ああいう国は、ある程度色々なつながりで偉い人からいくとか、色々なネットワークを使って、できればバドミントンは絶対、それ以外も何種目かお願いしたいということです。

(記者)

 今回、知事自身の手応えとしては、どういうところから感じたんでしょうか。

(知事)

 なかなか、あちらも手の内をさらけませんけども、私は今のところ、ある程度のことはいくと思います。

(記者)

 それはこう美郷町にバドミントン用の体育館があったりするからとか。    

(知事)

 美郷のバドミントンは、今までも交流がありますから、それから、練習相手がいるかいないか。例えば秋田は、北都銀行のバドミントン部は国際的に日本の1部リーグですから、色々なほかの種目でも、練習相手が秋田でいると、例えばラグビーなんか、場合によっては、ノーザンブレッツをあてがうとか、そういうことで、レベルの高いところとやらないとできませんので、そういうところで幾つか具体的に今度は、バドミントン以外もだとすると、これから色々なやり取りの中で、そういう私どものセットできるものを情報をあっちに送って、その中から選んでもらうということになると思います。

(記者)

 わかりました。ありがとうございます。

(幹事社)

 ほかにございませんでしょうか。

(記者)

 先ほど、現地の業者とのやり取りの中で課題も指摘されたということですけれども、その食品輸出、インバウンドも含めて何か課題が見つかったか教えてください。

(知事)

 食品輸出の方は、肉はいいけれども魚です。これ、ほしいと。ただ、私ども魚も急 速冷凍の最高の冷凍庫がないんです。肉用はあるんです。肉用でもできますけれども、港にないんです。
ですから、東成瀬村、あそこにあるんです。あとは藤里町か。藤里町と東成瀬村って、全然山の中なんです。あれ、東成瀬村は秋田牛です。藤里町は、ラムなんです。残念ながら男鹿市にはないんですよ。ですから、これをやるとすると、男鹿市や八峰町から内陸まで運んでやると。本来これから、やはり男鹿のあたりにそういう魚用のがなくては本当はおかしいんですよ。

そういうことで、男鹿の市長さんにも、男鹿市長さん今病気ですけれども、男鹿市にもプッシュしているんです。今回持っていったのは、東成瀬村まで持っていって冷凍したと。やはり海から、すぐ運ばなければなりませんから、やはり大量にやるとすると、あっちは肉で満杯ですから、余裕がそう出ませんから、その専用の冷凍施設を作るという必要が出てきます。それで、コンテナは秋田港からいってますから。ですから、やはりですね、肉用がどんどん進んでるんです。
ですから、肉は、やはりその、秋田牛の肉の関係の企業の方は非常に積極的にやってますので、ただ、魚の方は、やはり漁業組合が全部分かれてますので、本来は秋田県で一本でどっかに作るとかね、こういうことで、いずれこういうことにも対応しなければならないと思います。

あと、やはり一番言われたのは二次交通。これ、日本全体だそうです。日本の場合、タクシーでしょ。あっちから、5,6人で来るとワゴン車なんですから。ですから海外に行くと、タクシーのワゴン車が多いんです。
普通タクシーは、大きいトランク、二つ入れば満杯でしょ。トランクに。ですから、ワゴン車の、そのレンタカーと組み合わせるとか、そういうタクシーを増やすとか、そういう点について、やはりこれから日本全体の問題として提起されました。自由に遊びに行けないですから。

(記者)

インバウンドの話ですか。

(知事)

うん、インバウンドの話。これは大分、旅行業者から出ています。今ほら、秋田の場合は団体旅行でしょ。グループ旅行は、大体5,6人。そうすると、一般タクシー2台になるんです。ですから、やはり大きいワゴン車、あるいは小さなバン、ああいうものの営業用のものを、これを備えることによって、相当お客は送れるというお話でした。

(幹事社)

ほかにございませんでしょうか。

(記者)

もう一点お願いします。タイとの教育交流の話ですけれども、今年度、または来年度以降、タイからの修学、教育旅行の受け入れが拡大する見込みというのは、どの程度知事の実感としてあるのかなというところを。

(知事)

人数多いですから。その修学旅行に何百人来られても、これ、受入態勢できるかどうか。ただ、一定の人数だと、少年自然の家だとか、例えば秋田でも、太平山のまんたらめ、ああいうところで合宿できますから、非常にいい環境で。

ですから、そういう関係。あとはラグビーの交流試合、これに、かなり力入ってますから。例えば、あちらのラグビーチームを休みにおいでになってもらってこっちでやると。この目的は、親御さん方というのは非常に富裕層です。子どもさんをだしにしてというのは悪いけれども、こういう子どもさんが秋田に来ると、親御さんの旅行もつながる可能性があるんです。これやはり秋田の子どもさんが、興味あるんですあっちでも。やはり秋田というのは、頭のいい子が多い。親御さんは自分の子どもの成績を上げたいと思いますし、この学校は王立ですから、お金のたくさんある人ですから、あんまり費用の点は関係ない方ですので、色々な面で、こちらの態勢が整えば来ていただけるという雰囲気がありました。

(記者)

今回、覚書を交わした2校とは、具体的に、例えば来年のこの時期とか、そこまではお話はいかなかった。

(知事)

いや、まだそこまで。いずれ項目についての覚書で、今度それを具体的に、その毎年何をやるかということは、これから決めようということです。

(記者)

わかりました。ありがとうございます。

(幹事社)

では、次に移らさせていただきます。幹事社から質問いたします。
先月の29日に国勢調査の1パーセント抽出速報が発表されました。本県でも少子高齢化が際立つような結果でありましたけれども、この件についての知事の受け止め、それから県としての対応、どのように感じているのかお聞かせください。

(知事)

この結果は、特に驚くことというよりも、これは30年後までわかりますから。これは30年前からわかっていることですから、この傾向は前から予想されたとおりと。ただ、そういう中で前にも何回も言ってますけれども、自然減の死亡者数は、これは変えようがございませんから、若干、医療の面で、これから必ず何年か生きても死にますから、そこではやはり自然減の中で、いかに少子化、子どもさんを産んでもらうかと。

もう一つは、社会減をいかに防止するかということは、プラスにはならなくてもマイナスをいかに少なくするかということは、雇用の問題、この二つに尽きると思います。
 そういうことで、これは一朝一夕で特効薬はございませんけれども、総合戦略の中で今年から、特に子育て政策、これについてはかなり思い切った政策をやっていますけれどもね、これがもう3年か5年見て、どういうふうになるのか、果たして効果があるのかどうかと。

 ただ、もう一つの社会減の方は、今年の県内就職率、高校生100パーセントですから、先般も経済団体にお願いしましたけれども、結局は地元に残るという一つの動機付け、仕事の種類を、やはり増やすこと。それから、待遇をいかに良くするかという。これはすべて企業の付加価値を高くしないとできませんから、いかに高くするかという、ですから産業構造を、いかに変えていくかという、そういうことに尽きると思います。

 農業であっても、例えば今、メガ団地で若い方が、かなりの主力でやってますから、あの方々が、そのまま田んぼ、米をやるといえば、もうそれは無理ですから、やはりそういう意味からすると、農業においても製造業においても、この二つにおいて、あとはIT産業も含めてですけれども、いかに近代化するかということで、これがある程度成熟しますと、第二次、三次産業、商業、サービス業、こっちの方にいきますから、商業、サービス業だけでこれを付加価値を高めることは、産業構造からできませんから、やはり一次産業、二次産業の部分を、いかにしっかり捉えて、今の時代に合ったものにするかと。これは、これに尽きると思います。

 ですから、社会減の方は、やはり我々の努力がかなり必要です。ただ、その少子化の部分ですね。婚姻率を上げるというのと子どもさんを産むというのは、なかなか行政が、役所が旗振ってすぐできるものではないものですから、そこら辺が非常に難しいですけれども、余りやりすぎますと問題もございますので。
 ただ、社会減の方は、全力で今、産業構造を変えようという色々な仕組みを作っていますので、何とか一歩でも、わずかの傾向でも傾向値がちょっと良くなると、それを伸ばせますから、何らかのその兆候を見逃さないようにして、そのいい兆候について集中的にパワーを集中して、それを伸ばしていくという方向しかないと思います。

(幹事社)

 ありがとうございます。この点について質問ある社は、よろしくお願いします。  よろしいでしょうか。そうすれば、この件に関さなくてもよろしいので。

(記者)

 東京都知事選ですけれども、知事が推されてた桜井さんのお父さんが出ないことになりまして、小池さんが出馬表明して、自民党としては増田さんを出したいということで、一方で民進党は決まらないということなんですけれども、誰になってほしいでしょうか。

(知事)

 いやあ、これ難しい。桜井君のお父さん、やはりあの、逆に言うと、いいこと言ってます。子どもが有名だから、自分の力ではないという、まあそうでしょうね。あの方、正直な方で。逆に言うと、ああいう正直な、やまっけのない、やまっけないってわかるかな。まあ純粋な、非常にああいう純粋な方が、正直な方が、余りその目立ちがりやでなくて、そういう方が本当は望ましいけれども、これ残念です。

 ただ、小池さんは小池さんで、東京都出身ですから非常に、防衛大臣も国会議員やっていますので、政治経験は豊かだと思います。ただ、どうかな、増田さんは。増田さんにやっていただくのも、これも一つの選択だけど、増田さんのスタンスがこれから大変だと思うんだ。

 今まで地方創生の、東京都をいかに小さくするかというその人があそこに行って、非常に政治的に増田さんは能力ありますけれども、東京都政の政策が矛盾するんですね。これをどうあの方が、頭のいい方だから、うまく政策の整合性をとると思いますけれども、なかなか増田さんの場合、政策をどう出すのかなと。

逆に、小池さんの場合は華やかな東京という、もう東京をバッと、場合によってはアメリカがクリントンさん、女性の大統領なるときに、バッとそういう意味で、東京をもっと目立たせようということですけれども。そこら辺は、私もよくわかりません。

 増田さんになってもらいたいのが半々あるけれども、どういう政策、増田さん苦しいと思うんだな。だって法人特別税、東京都の税金が多いから、あれからとってそれを地方に配るっていうのは、あの人の発想でしょ。
 でも東京都知事は、前の都知事もずっと、あれは駄目だと。あれは東京の税金だから地方にやらないと、それを今度、増田さん言えるのかな。あるいは東京に一極集中を防ぐために、色々なものについて、例えば東京都と地方が、タイアップしながら、そういう意味では地方の実情をわかりますから、協調した政策は打ちやすくなると思う。一長一短だな、うん、私はよくわかりません。あえて、そのどっちがいいとか、ちょっと言えません、今のところ。

(記者)

 前回の都知事選のときに、猫好きの佐竹知事みたいな人に都知事になってほしいという要請があったと思うんですけど、今回いかがでしょう。

(知事)

 一部ありました。でも、前みたいになかったです。あのときはほら、猫で沸いてたから。

(記者)

 すいません、もう一点、所得報告書の、知事給与等の「等」の部分は、前回と同じで所蔵品を市に貸している3万円ということでよろしいんでしょうか。

(知事)

 うん。

(記者)

 あと、雑所得と一時所得の内容を教えてください。

(知事)

 これ、雑所得は、原稿料。幾つかあったです。原稿料が。あと、一時所得は、たまたま、私の持っている土地が、公共事業に、ちょっとかかって、いわゆる道路敷に少しかかったものですから、100万円弱の不動産所得。賃貸ではなくて売買。これだから一時です。(※)

(記者)

 原稿料は、猫関係でしょうか。

(知事)

 いや、全部自治、地方自治。

(記者)

 あと、個人報告書の有価証券は、これは何でしょうか。

(知事)

 あれ増えたわけでなくて、定期預金が満期になったから銀行で、是非とも投資信託買ってくれと。そうしたら、株が下がって、損をした。定期預金、満期になったもんだから、補充報告って、これ、マイナスの分ないもんね。そうでしょう。

(記者)

 はい。

(知事)

 本当は、こっちがマイナスになって、定期預金が何百万マイナスになって、その分でこっち買ったというの、こっちないもんだから増えたように感じるけれども、あれ、定期たまたま満期になったら、割り当てなもんだから、投資信託といって、女性の行員だったもんだから、甘いもんだから、はいはいってやったらがっくり落ちて。

(記者)

 ありがとうございました。

(知事)

 その程度です。

(記者)

 はい。

(※)所得等報告書の「一時所得」に関する質問に対する知事の発言内容は
       次のとおりですので訂正いたします。

(誤)公共事業用地として不動産を譲渡したことによる所得
(正)個人年金保険の満期に伴う所得 86,789円(一時所得の金額)

(幹事社)

 時間なので、最後の質問に。

(記者)

 すいません、ちょっと時期がたってしまったんですけれども、イギリスのEU離脱の、まず知事の受け止めと、三浦会頭に先日伺ったときは、航空機産業とか自動車産業にも影響があるんじゃないかということだったんですけれども、ちょうど成長戦略に位置づけている分野でもありますので、県内企業、産業への影響を教えていただければと思います。

(知事)

 いきなり大きなその疲弊はないと思いますけれども、ただ、イギリスというよりもEU全体がブレると、あそこも大きな経済圏ですので、EU全体の、イギリスというよりもヨーロッパ全体の経済が落ち込みますと、やはり色々なマイナス効果がありますので、EUの離脱に対する、世界経済の対策の情報収集、あるいは対応の本部を作っています。産業労働部中心に。

 そういうところで、また企業の皆さんからヒアリングなどを通して、状況によっては手を打たなければならないと。ただ、いきなり、すぐはこないと思います。ただ、イギリスそのものが、果たして離脱するのかどうか。やはりこれ、日本、世界的にも同じなんです。若い方、これから可能性がある人。だから離脱をすることによって閉鎖経済になる。TPPと同じよ。TPPも、若い人は賛成多いんですよ。農業者にも。だってほら、出せる(輸出できる)から。

 ところが一定の年配になると、そういう気力もないっていう、そういう能力もないから、やはりうちにこもりがちなんです。だから私は、あれも若い方が、イギリスの若い方はやはりグローバルにやりたいと。ですから、これ、キャメロン首相、国民投票なんかするもんじゃないんだよ。必ず国民投票って、ああいうふうになるんですよ。いたずら票でしょ、ほとんど。

 前のロンドン市長が旗振っておいて、今度は、俺トップにならないと言ったら、逆に言うともう一回やるわけにいかないし、キャメロンさんは、私はあのときすぐ辞めないで、様子見て、あれは法的拘束力ないから、様子を見て、バッとやればよかったんです。すぐ辞めたの、ちょっとひどいですね。あれはやはり、離脱すると、どういうことがあるのか。アメリカが今度は、逆にトランプさんがなって、ああなると日本というのは非常にまたかなり違ってきますから、今度は中国と手を結ばなければどうしようもなくなる。

 だから、やはりあの、私はEU離脱については、すべきではないと思います。全体としてはやはり離脱についてヨーロッパ各国、残ってほしいと思ってるのではないかな。どうなるんだか、これからの状況ですね。
  我々としては、そういう本部を作って情報収集をしながら、必要なことはしっかりやってまいります。

(幹事社)

 ほかに質問ございませんか。よろしいですか。
 では、これで終わりたいと思います。ありがとうございました。