平成27年11月24日知事記者会見

2015年11月26日 | コンテンツ番号 10180

知事発表事項

  1. 秋田県PRキャラクターの名前の決定について
  2. 南米及び韓国への訪問結果について

幹事社質問事項

  1. 太平物産(株)の肥料問題について

その他質問事項

  1. 自動車税に係る環境性能割の導入について
  2. 石炭火力発電所建設について
  3. 動物愛護センター(仮称)整備構想について

時間:13:15~14:00
場所:プレゼン室

(幹事社)

幹事社の産経新聞です。
知事の発表事項の1つ目で一旦区切って写真撮影を行いますので、よろしくお願いします。では、知事の方からお願いします。

(知事)

はい。今日はご承知のとおりPRキャラクターの名前が決まりましたので発表いたします。応募ですけれども、北海道から南は沖縄県までいただきまして、全国の皆さんに大変興味を持っていただきました。大変ありがたく思ってます。「スギッチ」のときの3倍以上ということで。また、先週、東京の代々木で茨城との納豆のフェスティバルに出てまして、舞台の上にポンポンポンと上がっていって、非常に軽やかにそのパフォーマンスをして、子どもさん方にも大変人気があったということで、全体的に目立ちますし、非常にいいキャラクターかなと思ってます。
ただ、名前を選ぶには非常に苦労しました。想定される名前が、ありとあらゆる名前が出て、商標登録、あるいは、それに近い応募のものが相当数ございまして、そういう中で、幸いピッタリの名前であって、さらに、今の県のその一つのロゴっていうんですか、県のPRで使ってる方言、それとマッチした大変親しみやすいものが、お二人から応募いただいております。発表いたします。

「んだッチ」です。、「んだ」は、「秋田いいとこんだ。んだ。秋田。」「秋田すげえんだ。んだ。秋田。」という、そういうものも今使ってますけれども、どちらというと少しこう、場合によってはローマ字で、私がしゃべると秋田弁になるんですけれども、ちょっとこう格好つけてしゃべると「んだ-ッチ」。実は、この「んだッチ」、片仮名と平仮名に分かれてまして、小さな「ッ」のところが違いますが、由利本荘市の長谷川真己さんという方、尾崎小学校の2年の人ですけれども、この方から、この「んだッチ」。もう一つ、小さな「ッ」のところが平仮名で応募されたのが、秋田市在住の小玉真理さんという方からです。文字で表現したときに片仮名の方が「んだ」がはっきりしますので、長谷川さんの方を採用したということでございます。

いずれ、「スギッチ」とも「ッチ」「ッチ」仲間でございますので、あちらは、杉ですので大木、これから大木になりますので、どっしり構えて秋田を表現する。こちらは、ロボットである意味で超能力を持ってますので、そういう意味で、様々な意味で静と動ということで、秋田を色々な面でこれから広めてPRしてほしいと思います。早速、東京なんかの物産展、観光のイベント、あるいは、2月のモーグルの大会、来年のマスターズ、再来年のねんりんピック等々、様々な場面で、うまく「スギッチ」と組み合わせて、カラーも片方がグリーンで、こちら側は黄色・赤ということで、非常に対称的で、ある意味で目立つ存在でないかと思いますので、先輩を立てながらも、この「んだッチ」も大いにやんちゃなところを表してほしいと思います。

実は、「んだッチ」は「んだ。んだ。」というその言葉が出ますけれど、まだロボットの回路の方の設計がなかなか難しくて、そのソフトウェアの方が、ちょっと間に合ってませんので、いずれ、ロボット言葉の「んだ。んだ。」が発声されると思います。今、メカの設計をしてますので、今のところ無言ですけども、いずれ近いうちに「んだ。んだ。」ということで、どういう雰囲気の言葉か分かりませんけれども、いずれそういうことで「んだ。んだ。」という、杉が話をするっていうのはおかしいんですけれども、ロボットは話をしても大丈夫でございますので、そういうことで是非とも皆さんにかわいがっていただきたいと思います。

この件は以上です。


(幹事社)

この件に関する質問をお願いします。質問ございませんでしょうか。

(記者)

秋田朝日放送ですけれども、先日、キャラクターの投票もあって、静岡のキャラクターが1位に輝いたってことあるんですけれども、その一千七百何体っていう、さらに上回る数がある中で、今回のキャラクターをどのように今度PRしていくっていう、ある意味戦略的なところを教えていただければと思うんですけれども。

(知事)

実は、ゆるキャラかどうかという、そのまず定義。私は、どちらかというとゆるキャラではないと思ってます。ですから、今までのゆるキャラとは一線を画するような一つのそういう考え方ですけれども、そうはいっても、色々なキャラが集まりますので、そのときに、こっちは違うというわけにいきませんけれども、できるだけその未来ということで、まあ明るいですから、ちょっと説明すると、秋田っていうことを分かってもらえると思います。この足で階段をポンポン上がったんです。大いに動いて、鉄腕アトムじゃないですけれど、10万馬力で、秋田を支えていただくという、あっちこっちで出現しながら頑張っていただきたいと思います。ちょっと現実的なことを言いますと、中に入る人の身体能力、これが非常に必要です。ですから中に入る人は、そんなに大きくなくて、ある程度小柄でアスリート。中に入る人は大変なんです。演技も必要ですので、単にぼけっとやっても意味ありませんので、これから非常に色々な面で、工夫しながら、県全体で盛り上げていきたいと思います。子どもさんにもすごく人気があります。ですから、子どもさんに非常にうけるキャラかなという感じです。

(記者)

ありがとうございます。

(幹事社)

ほかにありますでしょうか。

私から、「スギッチ」の処遇について改めてお願います。

(知事)

はい。「スギッチ」は職員ですので、首にはしませんので、杉ですから、人間と違ってもう150年も200年もすくすく育ちますので、いつ定年になるか分かりませんけれども、いずれ「スギッチ」もちゃんと務めていただきます。先輩として、色々な面でまた指導するという、そういう役割はございますので。


(幹事社)

ほかにございますか。

じゃあここで写真撮影ということで、テレビのカメラの方も前にお願いします。


~写真撮影~


(知事)
相当大変だ、あれ。これは東京ではすごかったよ。ぼんぼんって跳ねたもんだ。

(幹事社)

それでは2つ目お願いします。

(知事)

はい。それでは、先月22日から今月の2日にかけまして、韓国、ブラジル、パラグアイ、アルゼンチンを訪問いたしましたので、その内容について報告いたします。
まず、南米の3カ国訪問でございますが、ブラジルの訪問では、ブラジルの秋田県人会創立55周年記念式典に出ました。これは昭和35年から毎年恒例で、知事あるいは副知事が、あとは議長等々行ってますので、55周年ということで、私は2回目でございますが盛大にその歓迎を受けたわけでございます。
また、古くなった県人会館、これが県と、秋田県市町村振興協会からの支援がございまして、立派に大変よくスーパーリニューアルができまして、ここを使って式典等も行っております。前夜祭の式典。
それから、パラグアイ、アルゼンチンを研修訪問しましたけれども、これまで県が受け入れた技術研修員や県費留学生、この方々も大変多く参加をしていただきまして、やはり二世、三世、四世となりますと秋田とのつながりが非常に薄くなります。そういう方が秋田のルーツ、ご親戚の方もいますので、自分のそのルーツを探りながら秋田に研修あるいは留学しますと、また秋田に対する思いがしっかり根付いてまいりまして、その方々が中心になって県人会を運営していると。
そういうことで、非常にある意味ではこの訪問というのは、秋田とその県人会との連携を常に密にするということで、非常に重要なことではないかと思います。

また、若干の余談ですけれども、メーカー名は出せませんけれども、秋田県人会が毎年その10年ぐらい前から、きりたんぽ会をやってます。それで芸能大会も、その公園を借りてやってたら、秋田県人会以外の方も、だんだん参加して、もう日系全部の、サンパウロの日系、1県だけないって言うかな、県人会が。46都道府県の県人会が全て一緒に日本人のお祭りをやってると。そういうときに、たまたま秋田のお酒を秋田の人が飲んでましたので、そのお酒が大変広まって、秋田のあるメーカーさんのお酒がもうブラジルに行くと、もう日本のお酒というとそのメーカーさんのお酒がということで、今回はその社長さんもお得意様回りということでご一緒いたしました。
非常に歓迎を受けてまいりましたし、やはり一世の方は大変苦労されましたので、その苦労話を聞きますと、我々が想像できないような、想像を絶する苦労でございまして、言葉は悪いんですけれども古い時代には農家の口減らしというそういうことで、後ろ髪を引かれる思いでその新天地に行った方が多いものですから、そういう方々が非常に苦労して現在の地位を得たと。
また、一世の方々からは、大変なジャングルを切り開いて、あるいはそういう中で熱病、あるいは猛獣、あるいは色々な面で、その途中で残念ながらお亡くなりになった方も大変多いというお話も聞きまして、やはり我々も非常にそういう意味で思いを深くしたところでございます。

それから、行く途中に、大韓航空でまいりますので、ロスで1回給油するだけで非常に効率よく行きますので、そのかわり、全く休まず行きますので大変疲れますけれども、大韓航空を使いましたので、23日の日、大韓航空、それから船会社全社に訪問しました。大韓航空でございますが、来年の夏季スケジュールからの運航が今のところまだ未定でございます。そういうことで、私どももこれについて大韓航空の方の意向、ただ、現在は非常に秋田の便は好調です。そういうことでありますが、いずれ大韓航空側からは日本の全ての路線で増えてますけれども、全ての路線で日本からのインバウンドは減ってると。
ですからバランスの問題で、ある程度その赤字幅が広がってるということで、秋田と大分がこの休便、それから、他の便も大半が減便をしているという。
ただ、大韓航空も非常に苦慮してまして、むしろ私どもの方から話を出す前に、今の日韓の国交の状況、外交の状況、これについて、どちらがいいとか悪いとかではなくて、できるだけ早く正常化してほしいと。
むしろこれが大韓航空の方の思いであろうと思います。そういう外交関係の正常化というものが一番の鍵になるのかなと。難しい課題もございますけれども、今後何とかこれを、休便を完全廃止にはしたくないということで、お互いに努力しましょうということで終わってまいりましたが、具体的にまだ何をしてどうかということには至っておりません。いずれ、来期の夏季スケジュールの最終決定まで、大韓航空から何らかの反応があろうと思います。

また、船会社の方は、これは逆に非常に好調です。秋田の国際コンテナターミナルも、ガントリークレーンが2基体制、それで非常に港の使い勝手もいいと。また、荷物も順調に伸びているということで、いずれ5社の船会社とも今後もその航路を維持すると。さらには航路も、拡大、あるいは秋田港への東日本の様々な荷物の集積、こういうものについてお互いに努力しながらこの船便を増やしていこうという、そういう意味で、今のところそっちの方の経済の関係にはそう大きな国際問題、外交問題は影響してないということでございます。

その後、11月13日に秋田港の国際コンテナの定期航路開設20周年記念式典、これを土崎でやりましたけれども、これは全ての船会社関係者がおいでになっておりまして、その式典についても、私どもも感謝状を贈呈しますとともに今後の航路拡充に努力するということで確認してございます。

飛行機の方はまだ結論は出る段階ではございません。最近、冬の便が少し穏やかになったのかなと。やはり羽田からのハブ化が非常に進んでますので、やはり昔その仁川経由で行ったのが羽田経由で行けますので、そういう面も非常に、ある程度の仁川のハブ化の、秋田から見れば、そういう機能が少し少なくなってるという、そういうふうにも捉えてもいいのかなと思います。ただ、いずれ私ども極端なことはできませんが、今の状況、また今までも様々やりましたけれども、大韓航空との協議を今後とも続けていきたいと思ってございます。

私からは以上です。

(幹事社)

この件について質問ありますでしょうか。
私から、何か入管当局に事情を聞かれたと伺ってるんですが。パスポートの。

(知事)

はい。これ、笑い話。そのときは私も真剣でしたけれども、これ、仁川からサンパウロに行くには、大韓航空ですので私一応、航路のあるところの首長はビップ待遇ですので、サンパウロに入るときはそのアテンドが入りますので、すっと行けます。ところがサンパウロからアルゼンチンに入りまして、帰りはアルゼンチンから朝の6時頃の飛行、3時半に起きて朝行ってすぐ乗って、それで3時間半ぐらいでサンパウロに着いて、すぐまたその日の昼の飛行機で来ますけれども、アルゼンチンとサンパウロの間はあちらの普通の、私全然関係ないです、ビップでない。それで私がサンパウロに戻ってきたら、女性の若い審査官が私のパスポートを見て、私かなりあっちこっち行ってますので、色々なところに行ってるの見てるんです。横、斜め向けてこうやって見て、眼鏡を外して、と。

そのうち、どうもポルトガル語ですから、英語もあまり通じない。私も片言の英語ですけれども、何とか英語でやりとりしても、あなた違う人だと言うんです。
実はパスポートの写真が9年前の写真。来年はパスポートが切れますけども、88キロのときの、まん丸いです。昔のポスター、まん丸。今こうですから、全く違う、今73キロぐらいですから15キロ少ない。ですから、よく見ると分かるんですけれども。
それで、そんな押し問答してたら何か引っ張られて連行されまして、そうしましたらあちらの責任者の男の人が、この人がある程度英語が分かるような口ぶりなんです。私も、そんな英語ぺらぺらじゃないですから、頭の中で、どう言ったらいいか考えてから単語を並べて、「ミー・フォー・イヤーズ・アゴー」、「フォール・ベリー・ヘビー・シック」、エンド、「フィフティーンキログラム・マイウェート・ダウン」、エンド「スリム」って言ったんです。そうしたら、しばらく見て、相当調べてから、最後にニヤっと笑ってオーケーって。
その間、二、三十分ありましたので、ほかの人は全部出たんです。出ればあそこに戻ってこられませんから、あのところに。ですから、団長がいなくなったということで大変大騒ぎになってました。皆さんも、あまり違った人相で行くときは、ご注意という、そういうオチがついた海外出張でございました。

(幹事社)

ありがとうございます。この件についてほかにありますでしょうか。
では、幹事社質問に行きます。
太平物産による肥料の偽装表示問題について、ご見解と県の対応をお願いします。

(知事)

はい。偽装の問題、ドイツの自動車会社、それから免震ゴム、さらには基礎杭の問題ということで、どちらかというと、基礎杭の問題は秋田にも関係ございますので、そういうことで、そういう対応を建設部で取っていた矢先に、まさかと思った太平物産の肥料問題。
しかもその太平物産の本社が秋田と。また、秋田は農業県でございますので、非常に心配をいたしております。また、当然農家の方は、我々も含めて、まさかこんなことがあろうとは思わない。また、国の検査そのものをごまかして通っておりますので、全くその憤りを感じてます。こんな言葉使っていいか悪いか分かりませんけれども、首長としては、「このやろう」という、気持ちとしては「何だよ、このやろう」という、そのぐらいの気持ちを持ってます。
いずれこれについて最終的には民事、刑事なのか別にして、会社側はいずれしっかりと責任を取ってもらわなければなりません。
ただ当面、農家の方に混乱ができるだけ生じないよう、そして、この問題についての様々な損害、これをいかにしっかり補てんをしてもらうか、また、その状況によっては来年以降もこの問題引きずりますので、そういうところをどう考えてどのように対応をするかということで、農林水産部、あるいは農業公社あげて、これについて今、国と情報交換しながら、他県ともやりながら進めてございます。

そういう中で私も先週、官房長官に、厳しく全農について、補償の問題も含めて対応するように、農林水産省を通じて指示をしていただきたいということ、また、農林水産大臣とも会いまして、この問題についての善処方をお願いをしたところでございます。
いずれ県としては現状の把握、とにかくこの問題がどこまで広がって、どこの農家がどういう被害を受けてるのか、そしてそれがどのように証明されるのか、また、そういうものについて被害の補償の額はどうなのか、すぐには分かりませんけれども、さらに将来的な風評被害も含めて、これをしっかり私どもとらまえながら県としての最大限できることをしてまいりたいと思います。
いずれ、国がその違反ということで出荷停止の指導を公表してございます。そういうことで、これから具体的にその色々な措置に入ると思いますので、私どもも全力を尽くしてこの問題に対応してまいりたいと思ってますので、そういうことで既に農林水産部の方はそういう態勢で臨んでございます。
いずれ大変県内企業がこういうことであったということで、極めて遺憾でありまして、憤りを感じております。

(幹事社)

この件について質問ありますでしょうか。ございませんか。
これ以外の問題についてご質問お願いします。

(記者)

時事通信です。

今、与党の方で来年度の税制改正に向けた議論が進んでまして、その間で焦点になっている、車の環境性能に応じた新しい税で環境性能割というものについてちょっとお尋ねをしたいと思うんですけれども、2017年4月の自動車取得税が廃止になることに合わせて地方税の減少を補うという意味で検討がされてるものだと思うんですが、それを12月にまとめる税制改正大綱に盛り込むかどうかということで、反対をしている経済産業省や自動車業界の方と総務省で今折衝をしているような状況なんですが。

(知事)

これも、税制問題の実務が分からない人には、非常に分かりにくい。というのは、平成29年度から実施するものを、普通は今から準備しておくというのが、もうやろうとしてるその議論を先延ばしにしろということは、逆に言いますと、自動車業界等々は、この税そのものに根本的に多分反対だと思います。
ですから、まず来年やろうということで、今やらない、決めないで来年にしましょうと。
来年になると、その間に、世論、色々な運動をしながらこれをなくそうという、また逆に実務的に見れば、今決めないと、消費税も入り込みますので、ソフトウェアだとか、そういうものも事務的に非常に準備が必要です。
ですから今年中に決まらないと平成29年度からはもうできないと。今決まると来年の夏頃から全部改修しますけれども、来年の今頃決まると、これはまた実施が1年間先送りになるんです。ですからその間、空白になるんです。ですから、そういうことで、ある意味で、その自動車業界については、この税そのものを潰そうという、そういう概念でやってるのかなという。

ただ、確かに自動車業界から、数千億の税収、数百億もの大変な税収を得ている都道府県、名古屋、宮城だとか、あそこの愛知だとか、そういうところは賛成の県もございまして、知事会で一本化がなかなかできないと。
いずれ私どもとしては、これがある程度穴が開きますので財政の乏しい、しかも秋田のように自動車が必要なところについては、確かにその税は安ければいいんですけれども、やはり私どもはそれを承知で、私も車何台か持ってますけれども、その納得して払ってますので、やはり我々みたいに税収の乏しいところは、穴が開くとなりますと、そう代替財源がないとなかなか難しいということです。
まずはやはり国でこういう方向性を出すのであれば、しっかりやってほしいということで、総務省サイドは強く今年度中にこれを税制改正、29年度に先送りすることなく、決めまして来年準備するという、そういうことで私どもも、総務省サイドと一緒になって強くそういうのは訴えてるところでございます。

(幹事社)

はい、ほかにありますか。

(記者)

石炭火力の件でお尋ねしたいんですけれども、先日、知事が経済産業大臣への要望の中で、地元としては建設を積極的に受け入れているというふうなご発言がありましたけれども、CO2削減という世界的な流れの中で、県民の中には、こういった県の方針に違和感を抱いてる方もいらっしゃるのではないかなと思うんですけれども、まずこの発言の根拠といいますか真意についてお聞かせください。

(知事)

イギリスではいずれ石炭火力、これを全廃するという、この裏は逆に言うと、全て原発で補うと。ですから、日本が全て原発で補う状況になるかどうか。どちらを選択するかというと、また別です。
ですから、もう一つは国がある程度そのエネルギーミックスの中で、石炭火力26%を決めておりますので。特に小さい小規模な火力が大変多いんです申請が。
ああいうものを全部含めると、それを26%を超えちゃうという。ですから我々は、26%という数字があるとすれば、その中で一番効率性のいい、あるいは、ある程度大規模化すると効率性が良いものですから。一方でその同じぐらいの量を、再生可能エネルギーで、この期間に整備しようとしてますので、秋田だけとりあげればそれでオフセットになるんです。ですから、そういう点も含めて、考慮してほしいと。
また、経済産業省からの意見も、当然ですけれども、そのCO2対策について最新のものを求めるというのはありますけれども、経済産業省サイドからの環境影響評価に対する意見は、非常に我々のところについては柔らかい意見ということで。どれを選ぶかとなりますと、そういう意味で秋田は一定の枠の中でできる範囲ではないかというふうに思ってます。
我々としては、経済産業省もある程度事務的にリードしながら、全体の日本のエネルギーミックス、その割り当ての中で、あるいは最新の技術でどのぐらい減らせられるのか、またそういうものをしっかりと整備するという担保をとる、そういうことで業界と早く煮詰めてもらって、業界サイドが具体的にこういうものをやって減らしますと、そういうことが早く出てくれば、環境省の方とも再度の調整が可能になります。そういうことで、確かに何を選ぶかなんです。
もちろん自然エネルギーだけではできませんから、ですから我々としては本当に、130万キロワットぐらいを秋田はやるんです。その再生可能エネルギーで。ですから秋田のようなところでたくさん再生可能エネルギーをやれば、秋田でその電力調整をして首都圏等に安定したものを送れるんです。これ自然エネルギーをたくさん使うためには、近傍にベース電源がないことには、ものすごい非効率です。ですから、秋田のようなところでやることによって、逆に言うと石炭火力が有効に動くと。そういうことではないかということで、今強く訴えてます。

(記者)

すいません。県の方で温室効果ガス削減の目標、2020年度に向けて設定されてると思うんですけれども、その目標との矛盾というのはどうでしょうか。

(知事)

そもそも国家エネルギー、これを県内で、その地域で、それをそこで決めるというのは物理的矛盾なんです。これ科学者の考えることじゃないんです。これは秋田県内の、ああいうものを除いて、我々が自分たちで使うものは、ある程度。ああいうものは秋田で使う電力じゃないですから。
ただ、東京に建てられるかというと、建てられませんから。ですから、秋田の二酸化炭素も、1年しまうとブラジルまで行きますから、大気圏に乗って。そういう意味で、あの種のものと、その全部地域ごとにとなると、矛盾が生じてどうするんだろうという。ですから、そうなると使うところでやればいいですけれど、東京にそんな建てられませんから、ですから私は、あの考え方自身が理科学的に矛盾があると思います。

(幹事社)

はい、じゃあAKTさん。

(記者)

すいません、動物愛護センターの整備構想についての話なんですけれども、県の方では犬・猫の殺処分数をゼロにするという目標を掲げていらっしゃって、知事も、確かな情報ではないんですけれども、捨てられた野良猫を8匹飼っているというふうに伺っておりますが。

(知事)

7匹。

(記者)

7匹ですか。

(知事)

8匹目はミールです。

(記者)

この構想にかける知事の思いを伺いたいんですが。

(知事)

あの種のものは人間のそれぞれの個人の価値観というのは非常にあるんです。ですから、普遍的な価値観というのは多分ないと思いますけれども、例の八幡平、あの熊のときに、やはりあの反響、世界的に。
あれを殺処分した方がいいという意見もございました。でも、あれはまさに殺処分をしないで、今、あのくまくま園が若干の赤字だとか黒字、あの部分は、いいようですけれども。
ただ、やはり世界の潮流というのは、やはり人間にも優しいけれども動物にも優しいというところがやはり国際基準として非常にいい地域だと。
ですから、もしくまくま園のとき、あれを殺処分していたら、私個人ばかりじゃなくて秋田県は、数十年間にわたって野蛮な県、野蛮人の県というレッテルを世界から張られたと思います。

それとこれですぐリンクはしませんけれども、やはり年間何百匹、何千匹の野良であろうと動物の命を、これを人偽的に殺すというのは、非常にやはり人間としてのおごり、罪悪感があるんじゃないかと。
ですから、莫大なお金をかけてというわけにいきませんけれども、世界から日本全国見て常識的なラインで、ああいうものを造りながら、将来、その殺処分をなくそうという。いずれ殺処分をやっているところを廃止して、むしろ動物愛護センターのそういうところをしっかり運営するという考え方は、大方その、少なくても犬・猫飼ってる人には、ある程度認めていただけるし、飼ってなくても、やはり哺乳類を殺すっていうのは。私もあそこの殺処分の現場、市にもありますから、これは一回見たらかわいそうですよ。
犬でも猫でも。それが人間の命を大切にするということにもつながるんじゃないかなと思いますので、あの程度の予算で、あの程度が高いかどうかは別にして、何とか県民の皆さんに理解をしていただいて、動物にも人間にも優しい、自然にも優しい秋田という、そういうことに使えるんじゃないかなという、まあそういうこともあります。

(幹事社)

ほかになければ終わりたいと思います。よろしいでしょうか。

(知事)

はい、どうも。

(幹事社)

ありがとうございました。